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早く楽しく楽に描く方法を検証する ③…下書き編

5/24(月)…3D人形使うのはダサい?

はい、こちらが前日かいたカラーラフね。

なんの話かわからない人はこれ見てくれると嬉しい。

今日やること

今日はこのメガネ外した乱視の人の視界みたいなラフを、下書きにする必要がある。そのためにはあたりを取る必要があるんだけど…私あたりとるの出来ないのよね。じゃあどおするかというとですね。


3D使うのってダサい?

…クリスタ使いの人で3D人形派の人ってどん位おるんやろ。

なんかさ〜、いつも3D使っといてなんだけど、絵って全部自分で描かなきゃヘタクソみたいな雰囲気ない?上手い人は3D人形なんて使わねぇ的な。「3D人形は使ってると成長しないしぎこちない絵になるざます」みたいな。

まぁそんな意地悪言う人周りにはいないので完全に内なる自分の声なんだけどね。人気絵師でもなきゃそもそも絵の描き方なんて聞かれる事もないから工程なんて気にする必要ないんだけどなんとなく後ろめたかった。

でも!!この前めっちゃ絵が上手い人が動画配信でフツーに3D人形使って描いててさ、それも超堂々と使ってたの。なんかそれ見たら(あ、いいんだ…)ってなった。いやいいに決まってんだけどさ。吹っ切れたよね、急に。

そうだよ、使える機能は全部使って何が悪いって話だよ。そりゃ暗算できる人はかっこいいけどさ、できなくて電卓使えるなら使えって話だよな。多分3D使うってそう言うことだ。それに今回の目的は早く楽に描くだからね。頼れる素材は全部使うべき。うん。

と言うわけで…

開き直って素材使いまくってみた

じゃ〜ん。全部無料素材。クリスタは神。
とにかく時短だよ君ぃ、使わない方が損だよもう。今回素材に頼りたいのは薔薇と百合と机と4つの小物。ようは全部だな。ワハハ。パースとかもようわからんので3D人形置いて周囲に必要な3Dオブジェクトを全部並べる。そんで兎に角、ラフのイメージに近いカメラワークにする。大丈夫。神絵師もそうしてた。

うむ…なんてクオリティの高い薔薇と百合なんだ。高すぎるくらいだ。これが5秒で描けるんだからほんと使わにゃ損。まぁクリスタの植物素材あるあるなんだけどクオリティ高すぎて人物のクオリティの低さが目だっちまうので結局あとから自分で書き込んでクオリティ落とさなきゃいけない。悲しい作業。でもアタリにはグーよ。大分ラフに近づいてきたぜ。

無意識にパースをかけてた?

ところで今回、中々ラフの角度にカメラワークを合わせられなくて、頑張って色々いじってたんだけど、結局カメラのパースの数字を変えたら良くなった。つまり無意識にパースをかけて絵を描いてたんだなぁとかいう気づき。歪んでたともいう。

普段はカラーラフ描かないで最初から3D置いてたけど、カラーラフをもとにヘタクソ線画を描いてから3D人形使って合わせるようにポーズ作ったらいつもよりは自然なポーズになった気がする。何よりインスピレーションを形にする感じが楽しかった。ラフを書いてから合わせる方法だと迷いも少なくて時短に良いね。

下書きは顔だけ入念に!

顔を書く時は「福笑いかな?」ってくらい画像変形しまくる人間だから、顔の下書きは少し真剣に描いて置くことにしてみた。厚塗り予定なのでそれが良いのかどうかはよくわからないけど変形は下地がないときにやっとく方が馴染ませる手間が減るからね。ところでクリスタの3D人形は顔の補助線がいまいち少ないんだよな。あと鼻が私の好みよりだいぶ低いので、各自でほりを深く出来るようにして欲しいなとかわがままを言う。ぶっっちゃけ今回も福笑いしすぎてゲシュタルト崩壊してきたのであまり時間を描けないレベルで退いた。戦略的撤退。時間かけすぎよくない。下手の考え休むに似たり。先に行こう。

線画も顔以外は雑に

そんで体の下書きも適当に描いた。そんで「最低限」線画を入れた。描き込むのとか線をならすのとかは我慢。小物も3Dモデルのレンダリング機能で線画を作成。まだ序盤なんだから余計な時間をかけないんだ。てか数秒でこの線画クオリティってすんごいよな。正直細かいデザインとかはああしたいこうしたいとなるけど装飾レベルなら後から幾らでも描けるもんね。今は骨格だから。時間は有限。使い所を間違えちゃだめ。とにかく30日に最低限発表が出来る形まで仕上げておく事が大事、クオリティ向上は後で、何度も自分に言い聞かす。

厚塗りの下準備

と言うわけで次は厚塗りの下準備の塗りわけ…と思ったけどここでタイムアップ。続きはまた明日。

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