マガジンのカバー画像

和でよみとく えらま by 橘茉里

23
エラマプロジェクトにおいて「和えらま」担当の橘 茉里さんによるコラム。日本とフィンランドの共通点から豊かな生き方を見出していきます。
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

12月14日は自分と向き合う日。「忠臣蔵」に見る生き様とは?

元禄15年12月14日、夜明け前のこと。 (正確には15日の未明ですが、当時は夜が明けるまでは14日と考えました) 前日に降った雪を踏みしめながら、揃いの装束に身を包んだ集団が、ある屋敷を目指していました。 亡き主君の仇を討つために、1年10ヶ月の月日を耐え忍んだ47人の赤穂浪士(義士)たちです。 彼らの物語は後に『忠臣蔵』と呼ばれ、今なお圧倒的な支持を集めています。 私自身も『忠臣蔵』の大ファンですが、この物語はどうしてそんなに人気があるのでしょうか? それはきっ

¥200