サイレントマジョリティの現実
サイレントマジョリティは「声なき多数派」のことで自分の意見を表明しない大多数の人たちを指してる。
この用語は1969年にアメリカのニクソン大統領が演説で使い始めたもので、政治や社会において意見を発信しない大多数のことを指す。
(Wikipedia) (マイナビニュース)。
サイレントマジョリティ自体には自我がなくて、コミュニティ内で発言力のある人間に引っ張られる。
露骨だけど例としてはとあるニュースについて会社の人と話をした際に
例えばとあるニュースに大して偉い人が肯定的な発言をした際に
他の人もなんとなく引っ張られたり、
はたまた偉い人の肯定的な発言の後に会社内の自分の属するグループのボス猿が否定的な立場を取った際に自分も引っ張られるだとかそういう事象が該当するだろう。
これだけだとでは会社のボス猿、会社の中の属するグループのボス猿の意見やんと思うかもしれないが、現実はもっと複雑で
あなたはボス猿の話を聞きつつ、SNSで支持している尊師の意見もある程度尊重したりする。さらにはそのボス猿も同じ尊師や別の尊師の意見を聞いたりするかもしれない。はたまた尊師もさらに別の尊師や先輩尊師の意見を聞くかもしれない。
というように階層的な構造となっていることも十分推測される。
こういったわけで特にコミュニティのトップでもない木っ端マジョリティなあなたは所詮「あなたの1票」などは存在せず、
票を持つのはあくまでもコミュニティに影響を与える人たちだ。
しかし実際に明確な力というのは信者的な人の人数であり、
なんとなく見てる人についてはあくまでも影響を与える程度の力となるので、影響を与える人に関してはそれぞれ影響を大きく与えてる人ごとに重みをつけて分割がされるであろう。
なんか株っぽい。
サイレントマジョリティの活用
今の時代、サイレントマジョリティの声を拾うにはソーシャルリスニングやオンラインアンケートが有効。SNSやレビューサイトでの意見を集めて分析することで、潜在的なニーズや消費者の声を把握できる。
こうやってサイレントマジョリティの声を活用することで、新しいマーケティング戦略や商品開発にも役立てられる。
自我とマイノリティ
サイレントマジョリティだっさいからとりあえず自我を持ちたい。
と考える人はもちろんいる。
しかし、マイノリティになったらなったでほとんどの場合、社会からの疎外感やそのまま弾かれてしまう場合が多い。
実際、世論や関心事を決めるインフルエンサーは上位0.1%未満よりも少ない。
所詮影響を与えることのないか、少ない我々の多くはその大きな流れに流されて、その中で生きることに必死になってる 。
だから多くの人はそんなこと考えないで人間関係や趣味に時間を使ってる。
昔と今の違い
昔も今も、流れに身を任せることには良し悪しがある。
楽だし、一体感もある。安心感も得られる。でも、上位層のインフルエンサーの意図的な行動に巻き込まれるリスクもある。
私が考える理想的なポジション
理想としては、メインストリームから外れたニッチなコミュニティのリーダーとか、その側近、役員みたいなポジションを目指したい。特別感がありつつ、上に変なやつが来る確率が低いから安心できる。
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