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エコツミ作品集『歌詞を読む』シリーズ

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日本神話の価値観を軸に、様々な作品を発信するマルチアーティスト・エコツミ・。20年以上に渡って書き溜めたオリジナル歌詞を、少しずつ発表していきます。古代から今まで、連綿と受け継が…
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2022年8月の記事一覧

歌詞を読む65 「 September 11th 」

これは夢だと いいきかせた まだ夏が残る日 つながらない 電話を かけつづけた ぼくはあの…

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歌詞を読む64 「 花の人 」

あそんでくれた 花の香(か)の人 ぼくらも早く 大人になれば つかまらないはずだった 大きく…

歌詞を読む63 「 こんぺいとう 」

毎日毎日花が咲き 毎日毎日枯れてゆく 生き急いでいるわけじゃないのに 今日もはらはら花びら…

歌詞を読む62 「 鳥の声 」

待っていたよ きみが気付く日 ためらいぬいで おいで 空に一羽 大きい鳥が 頭上をまわり 森へ…

歌詞を読む61 「 ひとすじの露 」

私とあなた 細い糸 切れそう 脆くて 耐え切れなくて 先に告げたの さよならと あなたのそ…

歌詞を読む60 「 月が笑う頃 」

星がいない夜でも 共に歩いてくれた人 多分ぼくらどこでも たどりつけたね 離れていくこの手…

歌詞を読む59 「 Summer Rain 」

メリコが木を切る   メリコが木を切る メリコが木を切る   メリコが木を切る 大きな森があった昔 他の木を植えようと誰かが言った 大きな森は大きくなった たった一本の木くらいなくてもいいね そしてメリコは木を切る 大きな森はまだ大きい 切られる前に逃げる木々に足はない メリコはそれに気づかない たった十本の木くらいなくてもいいね そしてメリコは木を切る Summer Rain  Summer Rain 森に無数の雨が降る Summer Rain  Summer R

歌詞を読む58 「 白日 」

「 白日(はくじつ) 」 どこから来て どこへ行くの こんな処(ところ)に迷い込んで 日も射さ…

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歌詞を読む57 「 月光人形 」

乱れているこの世に 生れ落ちたは、ぼく すべての言い伝えを失う夜に あぁ ぼくはどうして …

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歌詞を読む56 「 巫 ~Kannagi~ 」

巫の来る夜に 心つかえ 閉ざしたいつかの思い出を思い出せ 忘れたはずの日 忘れた傷 この身…

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歌詞を読む55 「 勾玉 」

「 勾玉(まがたま) 」 禍々しき塊 きみの中に沸きいずる 新しい命もやがて穢れ 疲れ果て…

歌詞を読む54 「 夜の遊園地 」

夜の国 月の国 今夜も目覚めるところさ 夜の国 月の国 気付けばきみのそば ボーガ めを…