読書感想文　大家さんと僕

芸人の矢部さんと大家さんとの交流を描いたコミックエッセイ。

読み終わってからしばらくしてから気付いたのですが、私ずっと電波少年で東大受験してた人だよね。と勘違いしておりました！
ごめんなさい。
でもキャラクター認識は合ってたので、企画内容だけ記憶がすり替わってたんだなぁ。不思議。

ちょっとお節介な大家さんだけど品があるので嫌な感じがせず、全面受け身態勢の矢部さんと相性が良くほっこりエピソードが溢れてます。

2巻も読んだのですが、2巻で大家さんとの関係は終結を迎えるのですが、一緒に旅行に行ったり、お見舞いに行ったり、身内並みのお付き合いだけど、深いパーソナルなところまでは踏み込まないとても良い距離感で同じ時間を過ごされたのだなぁと素敵に思いました。

矢部さんの目を通して書かれた大家さんがとても素敵なのは大家さんはもちろんですが、矢部さん自身が大家さんを好意的に受け止める心が大家さんをより素敵にみせる力になっているなぁと思いました。

語り口調と絵がとてもマッチしていてとてもかわいらしく素敵なコミックエッセイでした。