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今週の新聞[2022.3.26-4.1]

年度をまたぐ一週間。雇用慣行の変化を報じる二つの記事が気になった。

大企業で「ジョブ型雇用」の広がりを報じる記事(朝日新聞「ジョブ型雇用模索中」2022.3.31. p.3)。

日本の終身雇用制度に由来するが日本の失業率の低さは、代償として賃上げの抑制を促してきた。政府は労働移動を促す政策を進めることで、タガを外そうとするが、功を奏していないと報じる記事(朝日新聞「ニッポンの給料」2022.4.1. p.9)。

非正規雇用に身をおく者として、これらの記事を読んで思うこと...非正規が担う仕事は、当たり前と思われている営みを「維持」するために必要な労働であって、きらびやかな成果を出すタイプのものではないということ。そうした地味な労働を評価する雇用制度がどのようなものか...浅はかな思考しか持たない私には具体的に思い浮かばない。

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