見出し画像

今週の新聞[2022.10.8-10.14]

古代中国の斉の国に、記録係の兄弟がいた。主君を殺した重臣について事実をそのまま長兄が記録したところ、怒りを買って処刑された。兄を引き継いだ1番目と2番目の弟も、「殺した」と書き続けたために処刑される。3番目の弟が書くに至り、重臣は諦めた

今年のノーベル平和賞の結果を受けて、天声人語で紹介されていた中国の故事です(朝日新聞2022.10.8, p.1)。

気になってネットで調べてみる。Wikiペディアによると、『史記』『春秋左氏伝』『春秋』に記されている故事だという。

さらにネットサーフィンし続ける。するとgoo辞書が「権勢を恐れずに真実を発表すること」を意味する慣用句「董孤の筆 (トウコノフデ)」を教えてくれた。

ノーベル平和賞の記事が、中国の故事に触れる良いきっかけを作ってくれました。そして、真実を伝えることの大切は時間も空間も超えた大切なこと、とネットの旅で確認できました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?