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活動の核は何だ。自分軸か?他人軸か?

引き続き、ミーティング#004についてお伝えします。前回と併せて読むことをおすすめします。

今回はワークについてです。


このようなシートを利用して、自分の活動について改めて考えました。

まずはひとりで考えシートを埋めて、異業種の4~5人のグループ内でまず共有しました。

その後、猪又さんと小林マネージャーが各グループに入り、代表者の話を聞きながら、アドバイスや深掘りをしていきました。

そのなかの4名を紹介します。


広めたい、けどどうすれば。

1人目は、糸魚川出身でオーストラリアから6月に帰国し、「マイセルフコラージュ」を広めたい塚田ちひろさん。

マイセルフコラージュを通して、自分のなかの感情や思考を整理できたり、これからどうしていくかを考えたりすることができます。

ちひろさんはWOMAN TO WORK協会の講習を受け、ワークショップをやっていくことになりました。

ちひろさん自身、もやもやするけれど、何についてもやもやしているかも分からなかった時に、マイセルフコラージュによってその状況を打破するきっかけを得られたという経験から、みんなにもやってほしい、広めたいと思っています。

しかし、どうしたらいいか、どう広めたらいいのかわからないとのことでした。


これに対し、小林マネージャーは、一瞬で意味や内容が分かり、爆発的に刺さるようなネーミングが決め手だと。

猪又さんからは、まずは自分を受容して、認めてあげることで、周りの人も認めることができるという話がありました。


ブレずに、「楽しむ」

次に、つなぐキッチンプロジェクトの小野さんです。

活動としては、親子向けの食育イベントを中心にやっています。農業に興味を持ってもらいたいのと、糸魚川産の食材の再発見をしてほしい。

そして、活動の核は、こどもたちに楽しかった記憶を残すということと、楽しむということ。こどもたちには、大きくなったときに農業を身近に感じて欲しい。また、大事にしたいのは自分たちも参加者も楽しいということとのことでした。


小林マネージャーと猪又さんの二人からは、つなぐキッチンプロジェクトは糸魚川の食の「編集」をしているが、「編集」は今の時代みんなできると。

そこで、編集の仕方として、シェフもJAの社員もいる、その強みをどう活かしていくかがポイントになる。まわりのひとが見えない気付きを必要としてる人がいる、そこが狙い目だと。


私がお店の一番のファン

3人目は、糸魚川情報サイトマイプレ糸魚川を運営する渡邉幸さんです。

掲載してるお店の魅力が伝わって、ファンをつくる。
お店の方がお店の魅力を言葉にして発信してもらう。
それのお手伝いをするということが活動の核だ
と。

そのためには、まずは自分が一番のファンになることを大事にしていますとのことでした。


お二人からは、メディアに人格が乗っているのが良いと。公平性と非公平性をいい意味で兼ね備えていて、メディアは個人の性格を出してはいけないという固定概念をぶち壊すいいチャンスだと話しました。

インスタのストーリーとかで弱いところを見せるといい。やっぱ苦労してんだね、っていうガチファンを味方につけるとこれから強いです。


自分のため?まちのため?いや、「自分のため」をいつか「まちのため」にする

最後は、地域おこし協力隊で任期2年目の三熊愛さんです。

ひとを巻き込んで、地区事としてやっているので、自分が何をしたくて、何を信じるのかというのを明確にしないといけないと感じているそう。

『まず、巻き込んでいるので、感謝を。
地域の方々は無償でやってくれているので、義理を通すことは大切に。

しかし、やっていくうちに手を離れていく、巻き込んでいたはずが巻き込まれている感じがする。
誰の何の為のものなのかというところが分からなくなっていってしまって。

仕事でやってるんだけど、まちのためなのか、自分のためなのか。
活動の核は地域だし、地域の方の思いがあるからこそできる。でも、自分の色である、アーティストとして地域をみるということはやりたい。』

そんな葛藤を話されました。


猪又さんが、青年会議所でニーズやシーズを探そうという話になったが、何やりたいかをまちのニーズにすればいいと話したという経験を話しました。

『この地区でこういうことやりたいんですよ、という想いをとにかく伝えて、
三熊さんが喜んでいることを喜ぶひとたちを増やす。まず愛される。
それが大事だと思います。』

小林マネージャーは、ペルソナ俺!という事業をしていると。
後先のことを考えると、自分のやりたいことを選択することがやはり大切。

みんなきっと喜ぶから待ってて!化けるから!分からせるから!

三熊さんは違う血を入れたいと思って来てるんですから、それを曲げる必要はありません。

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