駅北ラボ#008-2 プロジェクトを成功に導く7つのフレームワーク(講師:MOVED 渋谷雄大さん)

駅北ラボ#008-1では、株式会社MOVED代表取締役の渋谷雄大さんから
「プレゼン」と「説明」の違いやプレゼンの本質について、
非常に分かりやすく説明いただきました。

※前回までの内容はこちらから↓↓↓

◆プロジェクトを成功に導く7つのフレームワーク

渋谷:1つ目のワークが終わりましたので、ここからは
未来像を描き、実際にプレゼンを作っていきます。

具体的には、
「プロジェクトを成功に導く7つのフレームワーク」を実践します。
起業家が投資家に事業のプレゼンをする時にも使うフレームワークです。

相手が投資をすべきか判断をする時に、大事な要素です。
たとえば「誰の」課題を解決するのかが、聞きたい要素の一つです。

7つのフレームワーク+1

①「誰の」課題を解決するのか
②どんな「課題を」解決するのか
③どのような「解決」策なのか
④「なぜ今」やるのか

ここまでが、プロジェクトの基本的な要素です。

⑤「既存代替品」はないか?
出資を受けようとするときによく言われます。
「もう他にあるのでは?」
「今から始めても大丈夫?」といった点です。

⑥「市場規模」はどのくらいか?
この点は、とくに数字で表すと非常に納得感が出ます。

⑦「なぜあなた」が取り組むのか?
「なぜ、あなたがやるんですか」という問いかけに対して、
この人ならやり遂げると感じさせる答えを用意していただきたいです。

これにプラスして、
ビジネスモデル
どうやってお金を稼ぎ、持続させ、成長させるか、という要素があります。


質疑応答


齊藤さん

このワークで、解決策を作るということですか?

渋谷さん
このワークで、解決策を考えます。
例えば「カフェを作る」といった具体的な手段です。

齊藤さんのプランでいうと、
「移動式の遊び場を作る」というのが解決手段になります。

こういう人たちがこういう課題を持っていますよ。
その課題を解決するためにこういう解決策でチャレンジします、
という流れで、まとめてください。

平野さん
この出資によって稼ぎたいっていう人が多いってことですか。

渋谷さん
稼ぎたい、だけではありません。
でも、稼ぐことは、取組みを続けられる1つの大きな要素です。

平野さん
今回限りのこのイベントで投資するということなのか、
それとも、継続的に実施して事業として成り立つようなものに
出資されるものなのでしょうか?

渋谷さん
未来が実現できる方に出資するっていうのが一番だと思いますね。

平野さん
いまは、お金を稼ぐ部分にこだわる必要はないのでしょうか?

渋谷さん
「めちゃくちゃ稼ぐ」という必要はなくて、
事業が回る分だけ稼げればいいかもしれないですし、
今回は、お金を稼ぐ話をするというよりは、
未来像を実現できることを示して、そこに投資をするイメージです。


ワーク②開始!

この7つフレームワーク+1がプレゼンの大切な要素になります。

それでは、ワークの時間を15分くらい取りますので、
各自で自分の考えをまとめてください!

自身の考えをまとめる松澤さん
たくさんの想いが詰まっているので整理をしている齊藤さん

フィードバックタイム

ワークおつかれさまでした!

2人1組で、シートを話してフィードバックしていきます。
あまり話したことがない方、
イメージや内容が分からない方のほうがやりやすいです。

人に話すと、自分や相手が考えていることが分かります。
こういう風に聞こえるんだなとか、こういう話し方いいなとか、
ここちょっと分かりにくいといったことも感じると思います。

たくさん聞くのも勉強になるので、やってみましょう。

ワークでの熱い議論
自分たちの想いをどう伝えるか、検討中

渋谷さんの講演を聞いた上でのワーク、
各自のプランが、これまでより一段深くなったように感じます。

次回は、ワーク内容の全体発表です!
次回もお楽しみに♪

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