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第一工科大 駅伝について詳しく解説Part2 卒業選手紹介編

こんにちは!今回は引き続き第一工大についての紹介になります。前回は第一工大の陸上部の歴史や近年の成績、2024年度の展望などについて話してきましたが、今回は選手にスポットを当てて話していこうと思います。

また、九州地区では新入生に関する情報がまだほとんどないため、今回は今年の3月に卒業する4年生の紹介説明をしていこうと思います。

◉卒業生(2023年度卒)  高校PB     大学PB
谷口一希 樟南   14:57.70   14:41.26 10000m 30:35.76
金丸翔星 鹿児島  15:13.20   14:59.38 10000m 31:34.86  ロード10km 31:38
岩川智也 球磨工業 15:38.13   15:20.16
柏信颯斗 上五島   16:?       15:02.92 10000m 32:43.31
平山万真 福岡第一    15:28.44  15:24.58
村島望海 鎮西学院    15:43.94 15:32.32

この代は6人が在籍していました。高校時代の実績で見ると、5000m14分57秒を持つ谷口選手がトップで後5人は15分10秒以降の持ちタイム。関東や他地区の大学と比べてもかなり苦しいスカウトですが、第一工大のスカウト実績は毎年こんな感じです。
この世代は樟南高校出身で青学大の山内選手と同級生だったドラフトNo1の谷口選手の活躍が目立ちました。在学中、出雲・全日本に計4回出場し、いずれも主要区間を担当しました。島原駅伝はコロナ禍で中止された1年次を除いて毎年主要区間を任されるなど第一工大を大きく支えた選手でもありました。
次に実績を残したのは、鹿児島高校出身で駿河台大の新山選手と同級生だった金丸選手。2年次の島原駅伝で6区区間2位と結果を残すと、3年次には出雲駅伝で2区を出走しました。しかし、区間20位と苦しみ、全国の駅伝出走はこれが最後となりました。それでも、最終学年となった4年次は自身初の5000m14分台をマーク。島原駅伝ではアンカー区間の7区を出走しました。3位で襷を受け取ったものの、順位を上げることはできませんでしたが、谷口選手に続いてこの代を大きく支えてきました。
その他の選手は出雲・全日本の出走経験はなく、島原駅伝でも順位のつかないオープンチームでの出場のみでしたが、柏信(かしのぶ)選手は4年次の諫早ナイターで5000mのベストを大きく更新するなど復活を遂げました。

このように、大きく飛躍した選手もいれば苦しんだ選手もいますが、学業が忙しい第一工大に在籍しながら4年間競技に取り組んだことは何よりの財産であると僕は感じています。お疲れ様でした!

今回の投稿でひとまず第一工大の特集は終わりです。3月末から4月上旬までには新入生情報が入ってくると思うので、その時に現役選手の紹介をもう一度投稿しようと思っています。

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