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世界陸上ドーハ EKIDEN NEWSツイートまとめ 8日目

これまでEKIDEN Newsでは
あまりとりあげることができなかったのですが、
1500mで注目してみている選手がおりまして
それがアメリカのエンゲルス選手。
セントロヴィッツをおさえて、
全米選手権1500mを勝ち取った選手。

ちょっとネタっぽくなってますが、
はじめて生で見たのはバーミンガムのDL1500m。
ラスト100mからの大外からの強引なまでのスパートがエグい。
心の中で「アメリカの松枝」と勝手に名付けていたりします笑
日本では、それほど話題になっていないでしょうが、
ここ、ドーハではサラザールのドーピング問題がミックスゾーンの
大きな話題のひとつとなっていて、
オレゴンプロジェクトに所属するエンゲルスにも質問が殺到。
(彼はサラザールではなく、
 大迫選手と同じPete Julianコーチについている)
その批判をはねかえるべく、孤軍奮闘。
もう、メンタルの強さ半端ないな。そう思うのです。

白装束のカタール人たちがたくさんスタジアムに集まった!
おめあてはもちろんバーシム。
ついに。

そして、1500mセミファイナル。
前述のエンゲルスが大外からまたしても滑り込んできた。

そして走高跳びがはじまると、場内はバーシム一色へ。

それを見ようと観客が殺到!
ついにカバーで封鎖していた、最上階の席が開放。

走り高跳びでスタジアムを満杯にするって!
そんなことが本当におこったのです。

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バーシムのロゴ入りキャップをかぶった観客も多数。
スタジアムの近くにバーシムのカフェがあるんですが、
このキャップ売ってませんでした。。。
唯一買いたいと思ったものだけに残念。
日本代表リレーメンバーがサブトラをあとに。

ロンドンダイヤモンドリーグでも思ったけど、
イギリス。大崩れが全くない。

日本的にはリレーなんでしょうが、

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会場的は走り高跳び一色なのです。

陸上でこんな光景みたことありますか?

横田さんともTrack Town SHIBUYAで話していたんですが、
応援のスタイルというのは、地域柄によって変わってもいいんだな。
ということをあらためて理解しました。
あれだけの大歓声をずっと浴び続ける経験って
どんな世界的な選手でもはじめてじゃないかな。

バーシムが飛ぶ前は、サッカーのPKの前みたいに太鼓を叩き出し、
「ウーーーーーーー オイ!(ここで飛ぶ)」笑

このあたりから全観客が、バーシムの金メダルを後押し。

そしてバーシム金!

このあと400mの決勝も。

世界記録更新が出た400mHも。

バーシムの走り高跳びにもっていかれちゃいました笑

4月に行われたアジア選手権。
スタンドにはお客さんがほとんどいなかったのは
バーシムが欠場したから。だったんでしょうね。
競技を見届けたらすぐに海岸沿いへ移動。
競歩20kmを見るためです。
スタジアム、コース間を運んでくれるメディアバスが
いまいち信用ならないので(笑)
スタジアム外でUberをつかまえて海岸沿いへ。
交通封鎖もあってUberは迷いに迷うのですが、
スタジアムから移動してきた人の中では最速で到着。
今日のマラソンもそうやって移動することにしました。

競歩は序盤から山西選手が「独歩」に持ち込みます。
(独走と書くとすぐにツイッターで
 「走るはだめじゃないですか」とツッコム人、多数。)

今回、すごく注目していたのは競歩の給水。
昨日、川内優輝選手にインタビューしたところ、
「競歩の暑熱技術はマラソンの2年先を行ってる」
と、さかんに言うので、給水所に張り付いて
その様子をじっくりと見ることにしたのです。
ここにも少し、書きのこしておきました。

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今日のマラソンも
「競歩の給水を参考にしたい」
と川内選手は言ってましたから
ここに注目するといいかもしれません。
ロンドン世界陸上では給水で転倒したこともありましたからね。

そして、大逃げが成功した金メダル。

ゴール直後の山西選手。あまり喜びを表に出しません。

山西選手の活躍をすごく喜んでいたのは
愛知製鋼の児玉泰介監督でした!おめでとうございます!

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強い。本当に強い。日本の競歩。
このタフなコンディションで勝ち切るのは
手厚いチームサポートがあるから。
給水所に冷えたペットボトルを
置いてあるだけの国がほとんどですから。
他国はこのドーハでの失敗をもとに
諸熱対策を詰めてくるでしょうから、
東京オリンピックの競歩観戦は「給水所裏」!
ここに陣取ると「チームジャパン」感を味わいながら
選手を応援することができると思います。

いやあ、ほんと強かった。

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