2020年8月25日今日の一枚
バーチャレをはじめたことで良かったことがたくさんあって、昨日、MTGをしながら、そのことを話していたのですが、その中のひとつに「とにかくやたらと自己ベストが出るんです」というものがありました。なぜ、バーチャレで自己ベストが出るのか?いろんな人に質問しているといくつかの仮説がでてきます。
「中高生はこれまでペースメーカーについて走ったことがなかったから」
自分自身でペースを作るのは難しい安定していいリズムとペースにのって始めて走ったから自己ベストにつながった。
「走る前に設定タイムを申告したから」
いくつかの計測会ではペースメーカーに「これくらいで走りたいです」という意思表示をする時間をもうけました。それによって、覚悟が決まった人もいれば、「あいつがやるなら俺だって」と奮起したから好記録につながった。
「レースに飢えていたから」
春先からずっとレースがなく、練習もできず、ひとりでずっと走り続けてきたから、久しぶりに競う相手ができたことでモチベーションがあがった。
「ピークがうまくあった」
春先は試合すらなかったから、選手たちの自己ベストは昨年のもの。中高生たちは1年で身体も大きく成長する。身体の成長曲線とうまく噛み合ったから。
と、ざっとこんな感じだろうか。どれもそのような気がするけど、こういう場はこれからもどんどん増えていったほうがいいに決まってる。そういう話を聞いているうちに、「中高生はバーチャレという機会がありましたが、そのペースメーカーとして参加してた大学生たちの大半は、全カレの標準記録にチャレンジすることなく、今年度が終わろうとしてるんです」という話もでてきた。
全カレは9月11日から新潟で開催される。無観客で開催される大会だ。出場選手とサポートする関係者くらいしか、会場に入ることはできない。「もうひとつの全カレ」ができないものだろうか。
全く話とは関係ない今日の1枚は世界陸上ドーハ4×100mリレー決勝。
高平さんから「リレーを観るなら3走に限る。2走の選手がトップスピードですれすれで突っ込んでくるんですよ。あのスタートラインに立つだけの度胸がいる」という話をきいてからというもの、3走のスタート地点になるべくいくようにしている。いまの日本の三走は桐生祥秀だ。
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