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8年ぶりの自己ベスト

かねてより、オーストラリア/ニュージランド合宿中に
行われる2戦目のレースで
5000mの自己ベストを更新する。
と、広言していた新谷仁美選手が有言実行。


5000mオリンピック標準を突破しているのは

田中、廣中、新谷の3人。
ここに鍋島莉奈(日本郵政)も加わってくるはず。
ダイヤモンドリーグユージーンとかロンドンとかに
日本人選手が出ないかなあ。(2018年、鍋島はどちらにも出てる)
マラソンだけに注目が集まっている水面下で
女子長距離のトラックが面白くなってきた。

横田コーチ(亜脱臼)によると
当日のニュージランド・オークランドのコンデションは
タイムを狙うには厳しい条件であったらしい。

前半1200mまではTwo Lapsの樺沢選手が引き、
中盤は田中希実選手とふたり旅。
終盤はひとりで押し切った。

コンディションがよければ、もっとタイムが出たともいえるし、
チームとして海外遠征に望んだTwo Lapsのチーム戦の勝利ともいえる。
Track Town SHIBUYAで横田コーチ(亜脱臼)に
詳しい話を聞いてみるつもりだ。

ヒューストンハーフマラソンで日本記録を出したあとの昼食で
ペースメーカーをつとめた宇賀地選手がこういった。

「ここまできめ細かく戦略を練り、
 準備をしてレースに望むことはそうそうない。
 かっこいいだけじゃない、
 そういう泥臭いところも伝えてください。
 一番、近くにいるんだから」と。

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4月。スタンフォード招待で。
新谷仁美が10000m日本記録を狙う。

このままでいけば、本当に狙えるのかもしれない。
ただひとつ懸念材料があるとすれば
コロナウィルス問題が深刻化。

現在、アメリカの警戒レベルは「2」。
このレベルが「3」に引き上げられた場合、中国同様、
「アメリカ入国前14日以内に滞在歴のある人間の入国を禁止」
という措置がとられてしまう。
つまり、たとえ身体は絶好調で仕上がったとしても
アメリカに入国できないことになってしまう。

いまのところ、不安要素はそれくらいだ。





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