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2023夏*佐田岬*佐田岬灯台
〜2023年夏の回顧録〜
佐田岬灯台に行くために、
朝1番のバスに乗り伊方町の三崎港へ。
↓画像は三崎港にある佐田岬はなはなさんのモニュメント。伊方町の観光交流の拠点となっている施設だ。レストランやカフェ、直売所などがある。
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↓レンタサイクルで電動自転車をお借りしたいのだが、施設全体がまだ開店前なのでしばし待つ。
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↓が、スタッフさんが気にかけてくれて、開店より前にレンタサイクルの受付をして下さった!
ありがたかった‥。昨年も本当にお世話になったのだ涙。
(昨年の記事→2022夏*佐田岬*佐田岬灯台)
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電動自転車をお借りしていざ出発。運動不足がたたり、昨年よりもかなりキツく感じたが、出発して1時間半くらいで何とか佐田岬灯台の駐車場まで来れた。
↓駐車場からの風景。
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↓灯台へ上がる入口に、「押し売りにご注意ください」という看板が。昨年にはなかったと思う。こんな場所にまで来てそんなことをする輩がいるとは‥汗。
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↓昨年に引き続き、猪の心配と、
今年は人間にも警戒しないといけない笑。
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起伏の大きい山道を上がっていく。
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昨年は、無数のフナムシが這い、その足音にさえビクビクしたのだが、今年はいない‥何故?
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↓昨年とは少し違うルートで上がっていくと、洞穴のようなものが。戦時中に作られた探照灯の格納庫らしい。探照灯とは特定の方向に強力な光線を投射するサーチライトで、夜の不審船を見張るなど、主に軍事目的で使用されていたとか。
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↓そこから更に上がっていくと、
椿山展望台に着いた。昨年はここを知らなかったので今回が初めて。
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↓椿山展望台から見下ろす佐田岬灯台。
灯台が小さく見える‥結構上の方まで上がってきたんだなと思う(正直足がガクガクだった笑)
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↓昨年も持参した母の写真。ここからの風景もやはり母に見せてあげたくて(兄も写っていますが、兄は健在です笑)
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↓展望台を出て佐田岬灯台へ向かってひたすら歩く。画像は、途中にあった佐田岬周辺案内図。
見事なくらい海に囲まれている。
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↓佐田岬灯台に到着。ここに来るまで大きなヘビに遭遇したりと色々怖かったので安堵した‥汗。
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↓近くで見るとやはり灯台は大きい‥。
カラスがとまってるの見えるかな?
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↓階段を上がり灯台下へ。
四国最西端!
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↓ここから見える景観の美しいこと‥。
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↓柵には愛の南京錠が笑
佐田岬で愛を誓い合うなんて素敵だな‥とは
思うが、許可なくこういうことはしてはいけないよね笑
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↓爽快な空にそびえ立つ白亜の佐田岬灯台。
この風景の中に母と共にいたいばかりに、
茨城から来たといっても過言ではない。
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↓灯台から移動し、近くの御籠島(みかごじま)へ。灯台が四国最西端で、この御籠島が四国最西島だ。晴れた日には豊予海峡を隔てて九州を遠望できる。
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↓モニュメント「永遠の灯」
2017年に、佐田岬灯台点灯100周年を記念して作られとか。
「大切な人を思い、祈りを込めれば灯台の灯がこれからの私たちを明るく照らし導いてくれる事でしょう」と刻まれている。
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↓この場所は、実際にフォトウェディングの撮影場所として人気があるらしい。いいなあ、絶対に素敵な思い出になる‥。
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↓御籠島には、救命地蔵というお地蔵様もお祀りされている。「第25金光丸」と刻まれているが詳細は分からず。海難犠牲者の供養のためにお祀りされているのかもしれない。
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↓御籠島から見る佐田岬灯台もまた美しい。
この御籠島は、江戸時代に野坂権現(現在の野坂神社)が祀られ、海上安全の神様として広く崇拝されていた場所らしい。なので、現在も神社の所有地となっている神聖な島なのだとか。
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↓景色を堪能した後は、島内にある洞窟式砲台跡へ。
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豊予海峡を挟む愛媛、大分県沿岸には、戦時中、敵国軍隊の瀬戸内海侵入を防ぐために、砲台が作られ「豊予要塞」が整備された。
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↓が、豊予要塞に作られた砲台はほとんど使用されることなく終戦を迎えた。洞窟の中に設置された洞窟式砲台跡(佐田岬第四砲台)はレプリカということだ。終戦間近に設置された砲台跡を観光用に整備したものらしいが、岩窟をくり抜いた洞窟の中、レプリカといえども重々しい雰囲気。
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↓洞窟を出た後、散策しながら駐車場に向かう。
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↓灯台の駐車場から再び電動自転車で走り出す。
目的の灯台にも行ったし、帰りは下り坂が多いので、行きよりは景観を楽しむ余裕もある。
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↓でも足の筋肉が痙攣を起こし、たびたび休まざるを得なかった‥(思ってた以上に疲労してた汗)
喉も体もカラカラでいくら水分補給しても追いつかない。至る所に自動販売機があるのは本当に助かった。600mlのスポドリを立て続けに何本も飲み干す。
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↓こちらは設置された風車。
佐田岬のある伊方町といえば風力発電の町だ。
近くで見るとその大きさに驚くが、人口的な風車が佐田岬の大自然の中に絶妙に溶け合っている。
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せと風の丘パークという施設もあり、風車と海・半島を一望できる。360度どこを見ても楽しめ、潮風を全身で受けられる展望スポットだ。行きたいのだが、そこに行くまでの気力体力が残されておらず、昨年も今年も断念した‥汗
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↓たびたび立ち止まらずにはいられない、
美しい空と海。
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↓空と海が水平線に溶け合う、
美しい佐田岬ブルー。
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↓永遠のブルー。自分にとっては。
母も見てるかなと思うとつい涙ぐんでしまう。
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↓佐田岬はなはなさんに戻り、しらすレストランにて食事。画像は、レストランのテラス。
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↓しらすレストランなのでしらす丼が有名だが、
今回は太刀魚の天丼を。でも天ぷらの下に釜揚げしらすがどっさり‥もうめちゃくちゃ美味しい!昨年もそうだったが生ビールは売り切れていたので仕方なくまた瓶ビールを‥笑
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↓食後のデザートに、直売所で買った
わさびしらすアイス。本当に釜揚げしらすが入ってる。お酒のおつまみにもなりそうな味。パリッとしたしらす煎餅などを添えて食べたいかも。
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↓とてもオシャレなカフェ「木と樹」さんで
アイスコーヒーも頂いた。閉店間際に飛び込んだのだが、携帯を充電させてもらえて助かった‥。
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↓そして、レンタサイクルに自転車を返しに行った時、スタッフさんから頂いたトートバッグ!
ちょうど、佐田岬のことをSNSに投稿するとこのバッグを貰えるキャンペーン中だったのだ。
本当に嬉しい‥。
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↓帰りのバスまで時間があるので、
フェリー乗り場で佇む。画像は、三崎港から佐賀関港(大分)を行き来するフェリー「速なみ」
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↓フェリーの旅も母との思い出の中にある。
船の汽笛や波の音、潮の香‥
そういったものが全て懐かしい。
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↓夕暮れ時の気だるい海もまた良き。もっと佐田岬にいたかったが、バス便がほとんどないから帰らざるを得ない。次回は佐田岬にどこかお宿があれば泊まりで来ようか‥。
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↓途中バスから見かけた、佐田岬半島ミュージアム。この施設のことは少し前にインスタで知ったのだが、車でなければ寄るのは難しい場所なのが分かった‥次回は車で来よう笑
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↓茨城に戻り、仕上げたドローイングの中の一点。
「EternalBlue」
昨年に引き続き、モデルは母が可愛がっていた少女にお願いした。
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佐田岬の記憶を永遠に留めておきたいという思いから描いたのだが、進めるうちにどんどんシンプルになっていった。モチーフは、あの世とこの世を行き来する‥そんな象徴でもある蝶。蝶が止まった一瞬に永遠があるのだ。永遠の一瞬であり、永遠のブルー‥。
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