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信じているものは何(4)

このシリーズの読み方、
特にありませんが、わたしの希望として、
わたしが何を欲しているかを読み取って
いただければ嬉しく思います。
そして、教えていただければ尚嬉しいですね。
あとは、あなたの信じるものと比較し、
あなた自身に与えた影響などと比べて
いただければと思います。

では続きです。

神父様と面会

神父様への面会予約をとったわたしからです。

そこはカトリック系の老人ホームで
臨終(天に召される時)の際に、祭儀を行うために
神父様が一名常駐していました。

その神父はアメリカ人で、S神父様という方でした。
高齢で70歳前後だったと思います。
その神父様は、本のこと、マリア様のこと
そして週末のことなどをいろいろお話ししてくれました。

わたしの心の中で、急速に取り込まれている感覚があった。
元々、キリスト教に縁があった私は、神父の話に
完全に酔い浸っていました。
安住の地を見つけた私は、何の迷いもなく
カトリックへの改宗の手順を伺い
そして行動に写した。(若い時は何でも早いですね)

通信講座で教理を勉強し、その後近くの、又は
教区内の教会の神父様に連絡を取り、そこで
相談の上洗礼を受ける

という手順です。

通信講座は、S神父様の所で行っていた。
なぜ通信講座か、理由として、まず、そうするように
言われたのですが、最大の理由は、正しい知識(信仰)を
得るためなのです。

キリスト教(カトリック)の変革

正しい知識(信仰)、普通の教会では無いのでしょうか?
無いわけではありません、もちろん信仰の奥義の
大部分は概ねそうです。しかし、従来と比べて少し解釈が
変わっている部分が出てきており、それに染まらない為です。

当時(1980年代)は、カトリックの祭儀が大きく変わった
後の時代でした。
古い言葉から、今の言葉に、共通言語から国ごとの言語へ
背面から対面に・・・あらゆることが見直され刷新されたのです。
カトリックでは、公会議という教皇様の号令により行われる
会議が数年に一回行われており、第二バチカン公会議では
あらゆる事柄において、変更されました。

第二バチカン公会議(1962年〜1965年)時の教皇様は
「ヨハネ23世」、しかし翌年63年胃がんにより帰天。
跡を継いだのは「パウロ6世」教皇でした。
いつの時代も、どんな事柄でもそうですが、
保守とリベラルという二大構図は見られますね
カトリック内でも例外ではありません。
特に、この公会議ではリベラル派がクーデター気味に
勢力を伸ばしました。

ということで、通信講座で教理を学び、教会を探す際も
神父様とよく話し、保守的な神父様を見つけるように
ということです。

ここで、私の信じるものが形になってきたように
見えます。
「カトリックの信仰」、「キリスト教の信仰」
これらが、私の基礎とな理由、物事の判断や、
考え方に大きな影響を与えていきました。

・・・。

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