ありがとうに支えられて。

「ありがとう」。
この言葉に支えられて、
生きてきた気がします。

これまでにもらった
たくさんの ありがとうの言葉。

じぶんのなかに芽生えた
たくさんの ありがとうの想い。

そのすべてを記憶できている
わけではありません。

けれど、
わたしが歩んできた人生の
一日一日は、ありがとう に
救われてきたと思っています。

◯

過去につくった絵本のなかに
「とうめいくんとポチ」という
お話があります。

（みじかいお話ですので、
ぜひ読んでみてくださいね。🐶）

「自分らしさ」を
テーマに描いた作品なのですが、
このお話にはもうひとつ
裏のテーマがありました。

それは、
「だれかを想う」ということ。

いぬのポチは、いつも
とうめいくんのそばにいます。

とうめいくんが
どんなイロであろうと、
どんな姿であろうと、
たいせつな存在であることに
変わりはないからです。

ポチにとって
とうめいくんは、

おいしいごはんをつくってくれて
たくさんお散歩にでかけてくれて
とってもやさしくて、あたたかい
だいすきな家族です。

いろんな話をして
いろんな景色を見て
いっしょに笑って
いっしょに泣いて。

二人で過ごしてきた
かけがえのない時間と想い出。

そのすべてが、
ポチにとっての
「とうめいくん」です。

だから、
目の前にいる
とうめいくんが
どんな姿であっても

いつか
とうめいくんのこころが
変わってしまったとしても

ポチはずっと
とうめいくんのそばにいて
たいせつに想いつづけます。

◯

わたし自身、
変わらないものを
求めていたこともありました。

けれど、生きものは
絶えず変化している存在で。
からだも、こころも、気持ちも、
すべてが 時の流れとともに
変わってゆきます。

そんな
揺らぐわたしたちを
支え、つないでいるもの。

それが、
「ありがとう」の想い
なのかもしれません。

たいせつなひとが
変わってしまうことは
ときに、
つらいことでもありますよね。

けれど、
じぶんにとっての
「そのひと」という存在は
たくさんの想い出と
感謝とともに在るはずです。

これまでの「ありがとう」は
そう簡単に消えるものではないと
わたしは思っています。

ポチは、とうめいくんに
想いを押しつけることも
見返りをもとめることも
ありません。

どんなことがあっても
ただ、そばにいます。

離ればなれになったとしても
ひらかれたこころを、
寄せつづけます。

だれかを想うということは
そういうことなのかもしれません。

日々のなかで、
ちいさなありがとうを
てわたすこと。もらうこと。

その積みかさねが
わたしという存在を
支えているのだなと
あらためて感じます。

とうめいくんとポチから
教えてもらうこと。
まだまだたくさんありそうです。

・ﾟ・｡・ﾟ・。𖥧𖡼.𖤣𖥧 ｡・ﾟ・｡・ﾟ・。

チェーンナーさんの
バトンリレーに参加しました。
すてきな企画をありがとうございます。

わたしからのバトンは、
いちどチェーンナーさんのもとに
お返しさせていただきます…！すみません！

いただいたバトン from はるなさん。

はるなさんのやさしさが
こころに沁みわたりました。。

はるなさんのおかげで、
このnoteを書くことができました。
ご指名いただき、ありがとうございました！

人生は人喜ばせ合戦。
ほんとうに、そうだなと思います。

「人に喜んでもらったこと」。
「してもらって嬉しかったこと」。

このテーマを拝見して
noteで出会ったたくさんの方と、
いっしょに創った作品や
交わした言葉が浮かびました。

おひとり、おひとりが
わたしのなかでは
こころからの「ありがとう」と
ともに在ります。

みなさまへの感謝の想いは
作品をとおして、ゆっくりと
お返ししていきますね！^ ^

ten