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トリノスギャラリーワークショップvol.3

本日はトリノスギャラリーでのワークショップ「絵の具に触れよう」「クリスマスオーナメントを作ろう」に続いて
3回目のワークショップ「ミニ絵本を作ろう」を開催しました。
1回目は参加者2人。2回目は8人。今回は定員マックスの13人でした。
スペース的には10人くらいがちょうどくらいかもしれんな〜。

表紙、裏表紙と中面6ページのミニ絵本を作るという内容のワークショップ。
2時間なのでこのページ数くらいがいいかな〜と思ってページ数を設定しました。

まずは自分がいつもどのように絵本を作るのかを話して、絵本作りの流れを説明します。
僕の場合は、画像のように、1枚の紙に全てのページの枠を書き出します。

実際のページ数32ページの場合枠はこんな感じ。

この小さい枠にざっくりとした全体の流れがわかる程度の絵を描きます。これを絵本のラフと僕は読んでいます。
一枚の紙に全体の流れを描く事で一目見ただけで
全体の流れが見えるので、ページを入れ替えたり。どこで盛り上がるように描くのかを考えやすいです。
今回は上のような枠でラフを考えてもらう事にしました。

ぼくは流れがわかるような簡単な絵を描く。と説明しただけなんですが
いつも絵を描いてる子は、流れだけじゃなくてキャラクターの設定やタイトルまで考えてました。
もういますぐ絵本作家になれそうですよね◎

このラフが出来たら、本画に進めます。
今回使った画材は、B5の画用紙2枚とアクリル絵の具。
下の画像のように画用紙2枚を二つ折りにして。重ねて、真ん中を輪ゴムで止める。という簡単に絵本らしい形が作れる方法でやりました。

ラフを作って、絵本の形に画用紙を作ることが出来たらいよいよ本画を描いていきます。
丁寧にい下書きをする子。下書きなしでいきなり絵の具で乗り始める子。性格で進め方に違いが出るので面白い。
我が家の次男(4歳)も参加してたんですが、次男はラフも下書きもなしでいきなり絵の具で塗ってましたw

ここまで来ればぼくは、もうなにもやることがないくらい子どもたちの集中力はあがってます。
どんどん進む絵。みんなのびのびと絵を描くな〜

あっという間に2時間が経ち。8割の子が完成してました。
ラフを描くときに悩んだ子や、細かい絵を描いている子。丁寧に色を塗る子は、まだ仕上がってませんでしたが、集中力が切れる事なく。
もくもくと進めていきます。
最後の子が仕上がる頃には3時間ほど経ってましたが、無事にみんな絵本を仕上げる事が出来ました。

どんな絵本が仕上がったのか気になると思うので今回作ってくれた絵本をチラ見せ。
みんな個性的で面白い発想の絵本を作ってた!

たこ焼き愛が溢れる主人公がたこ焼きの絵本。
4歳の子が作ったてるてる坊主の絵本
文字はお母さんに書いてもらいましたが、文章は本人が考えてました。
色使いが素敵な「おにの顔」をテーマに描いた絵本
物語を考えるのが得意な「きのことたぬき」が友だちの絵本

絵の具まみれになりながら、楽しそうに絵本を作っていた姿と面白い発想にとてもよい刺激をもらいました。
来月は「変身」をテーマにしたワークショップをやりたいと考えています。

またお知らせします◎

参加して頂いたみなさまありがとうございました。
そして保護者の方々の協力が本当にありがたかったです。
ぼくが子どもたちと話している間に洗い物まで終わらせて頂いて本当に感謝感謝でした。

今後ともトリノスギャラリーのワークショップをよろしくお願いします。

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