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1つの仕事が出来るまで

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「1冊の絵本が出来るまで」という記事を書いたことでたくさんの人に興味を持って読んでもらえたので、これを機に今までやったお仕事で面白かったものや大変だったものをまとめてみようかなと…
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#中川貴雄

絵本「ヤッチのなくしもの」が出来るまで

ランドセルや鞄など革製品を製造販売する老舗・土屋鞄さんと一緒に絵本「ヤッチのなくしもの」を作りました。 土屋鞄さんは2020年に「子どもデザインアワード」というコンクールを主催して子どもたちからキャラクターの原案を募集していました。 その「子どもデザインアワード」で大賞に選ばれた4つのキャラクターを入れた物語を作って絵本にしました。 2016年の「わすれんぼうのサンタクロース」で初絵本を出版してこれまでに 何冊かの絵本を作ってきましたが、今まではストーリーは別の作家さんが考

絵本が出来るまで part 2

去年の年末から作り始めた絵本「くまのこ3きょうだい」 当初の予定では5月という事だったんですが、コロナの影響で発売延期になっていました。 しかしようやく動き出したので、これまでの制作の流れをnoteに書きたいと思います。 2018年に「1冊の絵本が出来るまで」をnoteに書いたんですが、その第二弾って感じの記事です。 始まりは2018年。OPAgalleryで開催した個展「PICNIC」からスタートしました。 その展覧会では3匹の子グマと母グマのアニメーションを制作した展覧

1冊の絵本が出来るまで

2016年に初めての絵本を出版して2017年も2冊。2018年も新しい絵本を2冊作っています。 イラストの仕事を10年以上やって来たんですが 同じ絵を描くのでも絵本はまた全然違いますね。 まったく違う種類の面白さがあります。 今回は、今までに出版した絵本の1冊「なんにでもレナール!」が出来るまでのお話をしたいと思います。 はじまりは2014年に開催した個展。 展覧会のテーマは絵本。 学生の頃から、いつか絵本を作りたいとは思っていたんですが、自分で文章を考えるのが難しいなと