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Google STADIAがゲーム開発スタジオ閉鎖。どう思う?(ひろゆき得意分野発揮の長文)

2021年7月2日発売のひろゆきの新刊だよ!



もうSTADIA閉鎖したのは、僕も正解だと思いますけどね。

フォートナイトを作っているところ、あれEA(エレクトロニック・アーツ)じゃないよね?
なんだっけ?
フォートナイトをやってるメーカー?
そう、Epic(エピック)。

あのUNITYとかを出している、あそこのプラットフォームをやっているところって、2週間に1回ぐらい無料でゲームを配ったりするんですけど。
で、たまにシヴィライゼーション6みたいな、結構大型のゲームを配ったりするんですよ。

っていうのが「あの有名なゲームがタダで貰えるんだったらエピックでアカウント作るわ」っていう人がいて、ユーザーすげー増やしてるですよね。

まぁパソコン上でのゲームだと、Steam(スティーム)というところが強かったんですけど、今は割とそのエピックでアカウントを持っている人って結構増えているので、なのでエピックが伸びるって状態だったりすんですけど。

なので、要はエピックは一応フォートナイトっていうのは持ってはいるんですけど、ただフォートナイトの人気がいつまでも続くわけでは無いので、じゃあ「ユーザー冷たいんだったら、面白いゲームを作っているメーカーに協力してもらって、そこに金払った方が効率いいよね」っていうのがあるので。

自社で作るという方向性よりは、プラットフォームとして押さえるっていう、今までのグーグルのやり方で考えると、金で買うっていう方が正しいんじゃないかなと思いますけども。

で、Youtubeが始まってから10年以上は赤字だったと思うんですよね。
もともとYoutubeって、広告載せるのが難しかったんですよ。
2012〜3年ぐらいまで。
確か広告載らなかったと思うんですよね。

Youtubeってテレビ番組とか違法にアップロードした系、著作物がいっぱい今でもあるじゃないですか?
で、その違法にアップロードした著作物に広告を載せて利益をあげた場合は、それは「物凄い量の損害賠償がくるよね」っていうのがあったんですよ。

なので、Youtubeって、多くの人が見ているので、まぁトラフィックでガンガンお金はかかるし、サーバー代もかかるんですけど、利益を上げるのがなかなか難しい状態だったんですよ。

ただグーグルって今でも世界の1/3ぐらいにインターネットのトラフィックを抱えているので、インターネットを使う人って「グーグルのデータセンターのデータを見るよね」っていう状態を作るっていうので、世界中にデータセンターを作ってるんですけど。

そんな感じで、そこにYoutubeっていうのがあると、まぁYoutubeを見るっていうので「グーグルのサービスを皆が見に来るよね」っていうのがあって。

で、そのトラフィックの金額をどう計るかっていうので、例えば僕が「ニコニコ動画っていうサービスをやってました」っていう時に、ニコニコ動画のサーバーっていうのをドワンゴが立てるじゃないですか?

で、ドワンゴがNiftyだったりNTTだったりBiglobeだったりに、プロバイダーを使ってるユーザーにデータを送るわけじゃですか?

で、そのデータを送る時にプロバイダーが「データを皆でここにまず中心として集めようね」ってIX(Internet eXchange)って呼ばれる場所に、皆がインターネットの線を繋いでいて、大手町にあるIXにNiftyとかNTTとかBiglobeとかが繋いで、そこにヤフーとかがデータを送って「ヤフーのサービス見たい」っていうNiftyのユーザーがいたら、IXにいってIXからヤフーのサーバに繋いでデータを送るっていうのをやるんですよね。

ニコニコ動画が「Niftyの人にいっぱい見てもらいたい」という時には「IXに繋がしてください」なので「ドワンゴとしてはIXにお金を払います」っていうのをやって、お金を払って、インターネットの線を引かせてもらうというのをやるんですよ。

で、グーグルの場合って、皆がグーグルのサービスを見たいので、逆にNiftyとかNTTとかが「グーグルさんちの回線繋がしてください」ってお願いをしてくるんですよ。

なので「グーグルの検索を使いたい」とか「Youtubeを見たい」っていうユーザーが、例えばNiftyでIX経由で行くより、グーグルに直接繋いだ方が速く見れると。

で、IXにもコストを払わなくていいので「直接繋いだ方がいいよね」っていうのがあって、大きなデータを持っている会社に直接線を繋ぐっていうのができると、グーグル側は「じゃあ家と繋いでいいから金払えよ」っていうのが言えるんですよ。

なので、Youtubeっていうのをタダでデータを流していて「ユーザータダで見てるからYoutube全然儲からないよね」って見えるんですけど、実際問題はYoutubeを見る為に、プロバイダーが繋いでる回線っていうのを、プロバイダーの方が出してたりするので、そこで「メリットがありますよ」みたいな状態だったりもしたんですよ。

っていうのがあって、Youtube自体が赤字であっても、その世界中に、データセンターおいてデータを流すということで「グーグルは割と上手く回ってたんだよね」っていう話なんですけど。

これ何の話をしてこの話になったんだっけ?
なんでこの話をし始めたのか、最初の話を忘れちゃったんだけど。
なんでこれGoogleの話になったんだっけ?
まあいいや。