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超動αウルトラマン6 塗装&改造
ホントはレビュー書こうと思ってたけどズルズル延ばして今に至る
この記事は、先月発売された食玩「超動αウルトラマン6」の追加塗装と関節の改造をただ自慢するだけのものです。
同製品は、ほぼすべてのラインナップが凄まじい色数と塗り分けを必要とするウルトラマンで構成されており、結果塗装省略というコストカットの皺寄せが全員に少しずつ行く形となりました。いくらなんでもこのラインナップは無茶だって…
そこで、再録のウルトラマンゼロを除いて、省略された部分の塗装を施して設定のカラーリングを再現するとともに、肩や腹部を中心に可動域を広げる改造を施してみました。
ウルトラマンベリアル
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まずはベリアル陛下から。塗装が足りてないのは赤色だけなので、正直一番簡単でした。
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肩関節を引き出し可能な二重ボールジョイントに変更したほか、ベリアルだけは首にも引き出し関節を設けています。彼は異様にマッシブな体格をしていて首も太い分、内部構造に余裕があるんですね。
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胸部および腹部の関節も内部を削り込んで可動域を広げているので、このように姿勢を低くしてしっかり両腕をクロスできます。そういや足首も削って踏ん張れるようにしました。
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そんなデスシウム光線は色が薄い印象だったので、クリアレッドを重ね塗りしたうえで稲妻の造形に黒を乗せています。
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超動の前身、「SHODOウルトラマンVS」に収録されていた際の手首パーツは若干表情が異なるため、差し替えパーツとして引き続き使用しています。ちょっと小指の長さが違うので違和感あるけどね。
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ギガバトルナイザーも、超動版は造形が簡略されてしまっているのでSHODOの物を使用。せっかくなので、この機会に窓状のディテールを塗装しました。
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リメイク前はギガバトルナイザーとその持ち手くらいしか付属品がありませんでしたが、これで並みのウルトラ戦士くらいにオプションが増えてくれました。
ウルトラマンジード
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続いて、息子のジードを紹介。SHODOで彼が収録されていた弾は、彼以外のラインナップがレオ兄弟とマグマ星人という色分けのかなり少ない布陣でした。
おかげでこの複雑なカラーリングを前だけなら9割再現する快挙を成し遂げていましたが、今回はほかのラインナップもジードと同じくらい複雑なため、悲惨な塗装になってしまいました。
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レビュー記事を書こうとして撮った写真にSHODOとの比較があったので載せてみます。こうして見るとSHODOジードは顔がびっくりするほど似てませんね。
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親父同様、肩と胸、腹、そして足首の関節を改造して腰を落としたレッキングバーストの発射ポーズができるようにしました。首も改造すればよかったですね。
ジードの肩はもともとギリギリ十字が組めないくらいのまだ広い部類に入る可動域だったので、引き出し関節の搭載で自由度が爆上がりします。
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ジードクローも頑張って塗装してみました。尋常じゃないくらい小さくて細かいので、ちょっとした修行でしたねこれは。
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さらに、顔パーツをレジンで複製して赤い目の状態を再現できるように。
本当は赤いカラータイマーも作りたかったのですが、失敗して諦めました。
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ギャラクトロンMKIIをボコボコにしながらの説明で恐縮ですが、レッキングバーストも稲妻状の造形にクリアレッドを塗っています。
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デルタライズクローの持ち手を借りてきて、ジードジェノサンダーも再現できます。ジードに棍棒を持たせると「超動ウルティメイトファイナル出ないかな…」ってなります。
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SHODO時代のレッキングバーストエフェクト(左手を通すための切り欠きを設る改造をしています)も装着可能。久々に取り出したらちょっと黄ばんでてショック。
ウルトラマンゼット デルタライズクロー
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次はデルタライズクローを。胴体の銀プラに合わせて光沢抑えめになった顔を含め、全身の銀色を塗りなおしているので、成型色が関節部くらいしか露出しなくなりました。手足の水色がいい色にできてうれしいです。
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肩関節の改造もこれまで通りですが、デルタの場合腕を横に開く方向に役立ってくれます。腋の下の隙間がえらいデカイですが…
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腹部の関節はそこそこ可動域が広がりましたが、胸部はそもそも動かせる隙間が全くないので手の打ちようがありませんでした。
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製品そのままより深く腕をクロスできるので、ゼスティウム光線エフェクトも腕を通す穴を削って広げています。
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余談ですが、超動時代の「ご唱和ください、我の名を!」セットに付属するゼスティウム光線エフェクトと比べると若干縮んでいます。
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べリアロクも設定を意識して塗装しました。刀身の紫はどこから来たんだろうと思ってましたが、陛下のカラータイマーの色なんでしょうかね。
ウルトラマンゼット デスシウムライズクロー
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今弾を買った人の8割が作っているという(嘘)、デスシウムライズクローを自分も作ってみました。
グレーの部分はスターブラストアイアンにフラットベース・スムースを混ぜただけですが、かなり好みの質感になってくれました。
ウルサマでスーツが作られててよかった…ツイッターにいろんな人が投稿してくれた写真がないと配色わかりませんでした(特に背中)…
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彼の必殺技、ゼスティウムデスバーストは、ベリアロクを持ったまま十字を組む変わった発射ポーズが特徴です。これを再現するため、3箇所の改造を加えています。
1箇所目は手首で、ジョイントを増設したことで縦に傾けることができるようになりました。
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なので外観は犠牲になっています…
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2箇所目は専用前腕パーツの作成。レジン複製した右前腕を削り、ヒジの可動域の狭さをカバーできる差し替えパーツにしています。デルタ用も含めて両腕分作りたかったのですが、4個も作るのはかなり面倒くさかったので1個だけ作っています。
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最後は光線エフェクトの改造。右手の造形を切り落としたあと、複製した左平手を接着し、レジンを詰めて隙間を埋めています。大まかにはフィギュアーツの宣材写真を模倣したものですね。
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これらの組み合わせにより、劇中の描写どおりベリアロクから光線を撃つことができるようになりました。
対戦相手のアーリーベリアルがいないので、少々寂しいですが…
ウルトラマンブレーザー
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正直「ちょっと失敗したなあ…」と感じているため(……。)最後に回してしまいましたが、ウルトラマンブレーザーです。
他のウルトラ戦士の塗装は「複雑だけどよく資料を見れば理解しやすい」という感じでしたが、ブレーザーはどんだけ資料とにらめっこしてもどこに何色を置けばいいか分からず、最終的にキレ散らかしながら色を塗っていました。多分どっか間違ってます。
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カラータイマー周りを複製して、赤く点滅した状態のパーツも作ってみました。ちょっと胸に穴が開いてるみたいでグロいですね…
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例によって肩を改造し、スパイラルバレード出現ポーズができるように。
しかし、右手をバッと広げた手首パーツも、ブラックホールのようなエフェクトパーツも存在しないので、再現度は低めです。
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もちろんこんな事もできますが、いつ本当になってしまうか分かったもんじゃないので今は温存しておきましょう。
感想
うん、面倒くさい!特にブレーザー!さきほどの内容と被ってしまいますが、ブレーザーは配色を理解するのが非常に難しく、他も非常に塗装工程が多くなってしまうので、手間も時間も沢山必要になります。
ですが、その分だけ再現度の高まったウルトラ戦士で遊べるリターンは大きいので、塗装を普段から行っている方、やってみたいと思った方も諦めないことを強さと呼んでみてはいかかでしょうか。陛下が一番親切だぞ!
最後までお読みいただきありがとうございました!じゃあな!
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