プレイ時間は360分!超重量級ゲーム『ワイマール:民主主義の戦い』日本語版10月上旬発売
皆さんは重たいゲームと軽いゲーム、どちらが好みでしょうか。それぞれ良さがあると思いますが、私は重い方が好みです。
本日は重いボードゲームの中でも「超重量級」と言えそうなゲーム『ワイマール:民主主義の戦い』の話題です。
ホビージャパンから日本語版が10月上旬にリリースされるのとことで、4Gamerに記事が出ています。まずはそちらをどうぞ。
共和政が宣言された直後のドイツを導く。超重量級ボドゲ「ワイマール:民主主義の戦い」日本語版が10月上旬発売へ。プレイ時間は約360分
https://www.4gamer.net/games/138/G013817/20230912028/
『ワイマール:民主主義の戦い』どんなゲーム?
『ワイマール:民主主義の戦い』は1918年11月9日のドイツ革命の後に第一次世界大戦が終結し、共和政が宣言されたドイツが舞台にした政治がテーマのボードゲームです。
プレイヤーはそれぞれの政党を運営し、政党ごとの目標を達成するために活動していきます。ドイツ社会民主党(SPD),中央党(Zentrum),ドイツ共産党(KPD),ドイツ国家人民党(DNVP)の4つの政党があり、プレイ人数は4人固定で必ずこれらの政党が全て参加します。
カードをプレイしてその効果を得る「カードドリブン」というメカニクスのゲームで、170枚以上のカードが収録されています。しかもそれらは実際に発生した重要な事件や実在の政治家をモチーフにしているとのこと。
政治闘争の舞台は2つあり、国家のルールを決める議会での「政治」と、デモや街頭闘争、民兵組織による政治活動が行われる「ストリート」に分かれています。
政治がテーマの超重量級ゲームということで、一筋縄ではいかない遊び応え満点のゲームですね。
BGG Weimar: The Fight for Democracy
最大6ラウンド 多岐に渡る終了条件
プレイ時間360分、6時間かかるゲームということで何十ラウンドもゲームが続くのかと思っていたのですが、こちらのゲームは最大でも6ラウンドで終わるようです。
ゲームの終了条件は「無政府状態になってしまう」「新政権が樹立され過半数の議席を取る」「ナチスが台頭するのを許してしまう」など様々。
4つの政党による対戦ゲームな訳で、これらの終了条件は政党によっては回避したい結末であり、また別の政党にとっては目指す未来でもあります。
どの政党も自分が信じる正しい国造りのために戦っている。そんなテーマもプレイ時間もとても重たいゲームですが、興味が沸いた方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
ちなみにお値段17,600円(税込)とのこと。うーん、重量級……
ホビージャパン ワイマール:民主主義の戦い
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