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900年の歴史を持つ古典ゲームをデジタルで『日本式打天九』11月22日発売

本日はボードゲームのデジタル化についての話題です。天九牌と呼ばれる牌を使用した『打天九』というゲームです。天九牌は西暦1100年にはすでに存在していた歴史の長い牌です。

ルールは今でいうトリックテイキングに近いようですが、とは言え正直聞いたことのないゲームだという人が多いと思います。

しかし、デジタルゲームの強味とも言える丁寧なチュートリアルが付いており、初心者にも安心な作りになっているようです。AUTOMATONに記事が出ているので、まずはそちらをどうぞ。

運と駆け引きのボードゲーム『日本式打天九』11月22日発売へ。「丁寧チュートリアル機能」で伝統ゲームを分かりやすく遊べる


『日本式打天九』どんなゲーム?

『日本式打天九』はジングルプレイ向けのデジタルゲームです。相手が出した天九牌より強い牌を出し、1巡ごとに勝った人が先手番を獲得します。最後の1巡で勝利するのが最終的な目標になります。

天九牌には文牌、武牌の種類があり描かれている点の数と色によって「天」「地」「人」など種類が分かれています。また条件が揃えば複数枚出すこともできるようです。

それぞれの牌に強さが決まっており、初めに出された牌が文牌なら文牌、武牌なら武牌しか出せず前の牌より強いものを出さなければいけません。もし出せるものが無い場合は裏向きで1枚出してパスすることになります。

ゲームの目標は最後の1巡で勝利することです。途中の巡目で1勝もできていないと脱落になってしまいますが、裏を返せば1勝でもしていれば、どれだけ負けても問題ない訳です。

いかに強い牌を温存するか、どこで勝って先手を取るか。読み合いと運が絡むゲームですね。

天九牌


ボドゲーマ 打天九


日本式ってどういうこと?

さて、ゲームタイトルにある「日本式」というのが気になった方もいらっしゃるかと思います。

本作は中華圏で遊ばれているルールからアレンジを加えており、それを「日本式」と呼んでいるようです。比較的なじみのある人が多い麻雀の用語を使って分かりやすくなるように工夫されているとのこと。

プレイしつつ説明を読めるチュートリアルが搭載されていたり、牌の種類や強さを確認できる機能もあるようで、日本では馴染みの薄い『打天九』を遊びやすくしようという気遣いが感じられます。

本作は現在Steam上で開催されている「Steam Nextフェス」に参加しており、ストアページで体験版が配信されています。気になった方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

Steam 日本式打天九


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