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日本ワインVS世界のワイン(シャルドネ&ピノ・ノワール編)

2020年7月26日(日)
場所 リストランテ カプリカプリにて
北海道札幌市中央区南1条東2-13 1F

日本と世界各国のシャルドネとピノ・ノワールを飲み比べしてみようというワイン会に参加しました。
しかも、先入観を持たないようにブラインドで飲むというワイン会。難度高いよなぁ。
ワインというモノは、知識や経験で飲む的なところがあり、先入観なしで飲むというのはある意味、新鮮でした。そして、人の記憶はどれだけ曖昧なものかが再認識できました。

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●ワインリスト シャルドネ 2016
【農楽蔵】ノラブラン 2016(北海道、北斗市)
【ボーべイサージュ】シャルドネ★☆★ 2016(山梨県、北杜市)
【ドメーヌ・ド・モンテーニュ】ブルゴーニュブラン 2016(フランス、ブルゴーニュ地方)
【コルトレンツィオ】ラフォア シャルドネ 2016(イタリア、トレンティアーノアルトアンジュ州)
【ロンバウアー】カネーロス シャルドネ 2016(アメリカ、カリフォルニア州)
●ワインリスト ピノ・ノワール 2016
【山崎ワイナリー】ピノ・ノワール プライベートリザーブ 2016(北海道、三笠市)
【フェルミエ】ピノ・ノワール 2016のはずだったが、手違いで【ボーべイサージュ】ピノ・ノワール2016(山梨県、北杜市)でした。
【ドメーヌ・ドベレーヌ】ブルゴーニュルージュ 2016(フランス、ブルゴーニュ地方)
【ポイエル・エ・サンドリ】ピノ・ネロ・ロデル・ピアネッツィ 2016(イタリア、トレンティアーノアルトアンジュ州)
【カレラ】セントラルコースト・ピノ・ノワール 2016(アメリカ、カリフォルニア州) 

そして、差し入れで私が持っていった【都農ワイン】白水アンフィルタードシャルドネ#6-B 2018(宮崎県、都農町)の計11本でした。

ワインは地球温暖化の影響や消費者のワインスタイルの嗜好の変化などもあり、アメリカだからボディがあって重いワインだよね。とかヨーロッパ各国の伝統的な特徴のようなものが、昔はハッキリしていたものだが、それがだんだん曖昧になってきているのではないか。
国というよりもワイナリーや醸造家の個性が重要視されてきている気がするのだ。
ワイン法などにより、品質が保たれてたというところもあるが、法律が足枷となって自由なワインづくりが、出来ないというジレンマも出てきているような気がする。
自然派ワイン、ビオデナミ、リュット・レゾネ、オーガニック農法、バイオダイナミック農法、アンフォラ、オレンジワイン、酸化防止剤無添加・・・
10年か20年前までは特殊であったものが、一般化し消費者にも求められるようになってきている。
日本ワインも独自の進化をしている。海外にはない食用ぶどうで作ったワインや山ぶどう系品種のワイン、ハイブリット品種で作られたワイン、日本固有種で作られたワインなどが飲まれている。補糖も補酸もできるし、違うビンテージのワインを混ぜても良い。世界で一番自由なワイン作りができる国なのかもしれない。
そして世界で一番いろんな国のワインが手に入る国なのではないのなぁ。
話が脱線してきたが。。。

今回のワイン会 in 札幌 第134回ワイン会

「日本ワインvs世界のワイン」シャルドネ&ピノ・ノワール飲み比べのメニュー

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トウモロコシのクレマ

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真つぶと生うにの水貝仕立て
トマト水のジュレ、ナスタチウムの葉

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自家菜園で収穫した花ズッキーニのフリット

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アマランサスのリゾット

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花咲カニとルーコラ・セルパチコのキタッラ
(自家製手打ちパスタ)

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足寄町石田めん羊牧場の羊の自家製サルシッチャ
クスクスのオリエンタル風

チーズ

チーズは写真撮るの忘れた!

こういうご時世なので、少人数の会になりましたが、それによってワイングラスがたくさん使える。隣の人との距離があるので、ゆったりと食事が出来る。と言った利点もありました。
やはり、私もワイン会をしてみたいなぁと思ったのでした。

しかし、私のワイン会はマニアックだから誰も来ないだろうなぁ。

ワインの感想としては、【ボーべイサージュ】はビンテージの違いが、相変わらず激しいなぁと思いました。
本来は【フェルミエ】のピノ・ノワールのはずが、【ボーべイサージュ】のピノ・ノワールが出され、昔の【ボーべイサージュ】の薄いピノ・ノワールのイメージが頭にあったので、濃いので困惑してしまった。
しかも【フェルミエ】のピノ・ノワールを飲んだことがあったので、濃いことは濃いがフェルミエは、もっとカタイよなぁ?と言うかガチガチのはずなのだが!
先入観があると言うのはダメだな。
【ボーべイサージュ】シャルドネ★☆★ 2016は、これはオレンジワインなのか?酢酸が感じられ、なんじゃコレという感じであったが、今回出た料理の「花咲カニとルーコラ・セルパチコのキタッラ」と合ってました。
カニにカニ酢をかけて食べると美味しいのと同じだな。

【ボーべイサージュ】は宗教みたいなものなので、私のような信仰心の薄い人はダメなのだろうという結論になりました。美味しいのもあるのだけどなぁ。

あとイタリアワインは、イタリアらしさがあるなぁと安心しました。

【山崎ワイナリー】のピノ・ノワールは、赤系の果実味があり、ダシっぽい感じがしました。これはプライベートリザーブだからかもしれないけど。1日経った方がバランスが良くなりそうでしたが、どうなのかなぁ。
家にあるので試してみろ!と言われそうだが。

【山崎ワイナリー】のワイン会もやってみたいものです。




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