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日本ワインレビュー 【ドメーヌ・レゾン】中富良野ブラン 2020

中富良野ブラン 2020

ヴィンテージ:2020
コメント:グレープフルーツやライム、ハーブやミントの香り。
スパイスなどの香りもありました。
ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミナー、ピノ・ブラン、オーセロワを混醸した白ワインです。
このセパージュは珍しいですねぇ。
北海道のワインらしい酸味と塩味が強いデス。
ここまで強いのは、最近あまり無いカモ🦆
他の北海道のワイナリーが酸が柔らかくなって来ている中で、久しぶりに酸味がガツンと来ました。
ピノ・グリとピノ・ブランがまず最初に来て、アフターにゲヴェルツトラミナーの優しい甘さがあります。
まだ、ワイルドでカタイので、2、3ヶ月ぐらいは置いた方が、こなれてバランスも良くなりそうですねぇ。
酸が強いので3、4年置いても良いカモ🦆
バジルチキンやスモークサーモンとか合いそうです。
アスパラのバター焼きやアジの南蛮漬けとかも良さそう。
いろんな料理に合わせられそうですねぇ。
※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
自社圃場産シリーズとして「中富良野ブラン」の他に、「中富良野ソーヴィニヨンブラン」と「中富良野ミュラートゥルガウ」もリリースされています。
2アイテム共に品種特性が出ているワインですが、「中富良野ソーヴィニヨンブラン」は、まだ樹齢の若さが感じられますねぇ。
「中富良野ミュラートゥルガウ」は良いのですが、他の月浦ワインや松原農園、ふらのワインとのミュラートゥルガウと比べると、物足りなさも感じます。
2016年に自社圃場が出来たばかりだからしょうがないけどねぇ。
これも樹齢が高くなってくれば、解決されるハズ。
自社圃場産シリーズの中で、私のオススメは「中富良野ブラン」です。
生産者:ドメーヌ・レゾン
産地:北海道中富良野町(中富良野町の自社圃場産)
品種: ピノ・グリ39%、ゲヴェルツトラミナー29%、ピノ・ブラン28%、オーセロワ4%
スタイル:白
Alc:12.5%
飲んだ場所:原田商店(北海道恵庭)
飲んだ時期:2021/3


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