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日本ワインレビュー 【山崎ワイナリー】ツヴァイゲルトレーベ 2006

ツヴァイゲルトレーベ

ヴィンテージ:2006
コメント:今は「ツヴァイゲルト」と表記されていますが、この時期はまだ「ツヴァイゲルトレーベ」となっております。
私が北海道のワインを注目し始めたのは、2002の山崎ワイナリーの「ピノ・ノワール」を飲んで、日本でも、ちゃんとした「ピノ・ノワール」が出来るのか!と思ったのがキッカケでした。
「ピノ・ノワール」が良かったので、「シャルドネ」と「ツヴァイゲルトレーベ」を買いました。
飲んでみたところ
「シャルドネってこんなに苦くなるのか!!」
「ツヴァイゲルトレーベってこんなに酸っぱくなるか!!」
松田優作のジーパン刑事並みに「なんじゃあ、こりゃあ!!!」と叫びました(嘘)。
今の山崎ワイナリーは、とても美味しいワインをつくってますが、設立当時は、だいぶ苦労してたんだろうなぁ。と飲みながら思いました。
2006は、いま飲むと酸もだいぶ落ち着いてきています。
ツヴァイゲルトなので、ブルーベリーやブラックチェリーのような香りと酸味と果実味のあるワインのはずですが、香りはありますが、果実味はあまり無いですねぇ。
スタート時の暗黒時代を乗り越えて、山崎ワイナリーもホントに、良いワインをつくるようになったよなぁ。と感慨を持ちました。
北海道のワインの進化と発展をしみじみと感じましたねぇ。
最近は、新規ワイナリーも美味しいワインつくるからなぁ。
中には「なんじゃ、こりゃあ!!!」と言うワイナリーも若干あるけど。
このワインは、「ツヴァイゲルト」の最新ビンテージと一緒に飲みたかったなぁ。
あと、こういうワインは料理とあわせないで、単体で飲むべきです。
そして、ワインの歴史を楽しむべきです。
※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
最近は、ドルンフェンダーとかもつくっているし、ソーヴィニョン・ブランやピノ・グリなど、スタート時にはやってなかった品種にもチャレンジしているようですねぇ。
設立からもうすぐ20周年。北海道を代表するワイナリーになったよなぁ。
生産者:山崎ワイナリー
産地:北海道余三笠市
品種:ツヴァイゲルト
スタイル:赤
Alc:11%
飲んだ場所:ワインショップフジヰ(北海道札幌市)
飲んだ時期:2021/1


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