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日本ワインレビュー 【いにしぇの里葡萄酒】冬ラベル 樽熟ナイアガラ「シンア」 2019

冬ラベル 樽熟ナイアガラ「シンア」

ヴィンテージ:2019
コメント:裏ラベルに『「シンア」ナイヤガラ3姉弟の末っ子長男。やんちゃでわがまま、姉の言う事を聞かず我が道を行くタイプ。微かに覗かせるスケール感に両親は期待している。』とポエムが表記してあり、
「アレっ、私は間違えてアズッカ エ アズッコを買ったのか?!」と思ったが、間違いではなく、いにしぇの里葡萄酒でした。
醸し発酵して、MLF(乳酸発酵)後、フレンチオーク古樽で9ヶ月熟成。なかなかテクニカルな醸造をしているよなぁ。
樽由来(たぶん)のバターの甘い香りが、ナイヤガラ特有のブドウの香りをマスキングしているので、ナイヤガラ感はそう強くありません。
醸しのせいか、ほどよい渋味と強めの酸味がありますねぇ。
後口の余韻は短めで、スッキリとしたキレがある感じです。
バランスが取れていないようで、取れている。今までにないタイプのナイヤガラです。
まだまだ、ナイヤガラにも可能性あるよなぁ。
ブリの照り焼きや回鍋肉とか合いそう。
串カツやカキフライ(タルタルソースが合うかなぁ)などの、揚げ物でも良さそうです。
※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
長野県というと今はシャルドネとメルローといイメージがあるが、昔から長野のワインを飲んでいる人は、ナイヤガラとコンコードを思い出すよなぁ。
生産者:いにしぇの里葡萄酒
産地:長野県塩尻市
品種:ナイヤガラ
スタイル:オレンジワイン
Alc:12%
飲んだ場所:実家(北海道千歳市)
飲んだ時期:2020/11

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