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現実エヂマ会 第1回「セイベル9110&セイベル13053」

空想エヂマ会を15回やってきましたが、そろそろ実際にリアルなワイン会を開催したいよなぁ。
ならば何の会をやるべきか?
空想エヂマ会の中でも人気のあった品種をやるべきだろう。
それは何の品種かと言うとセイベル13053です。しかし、皆さんマニアックだよなぁ。
どうせなら、セイベル9110も一緒にやるか!と言う事で、もし開催するとしたら、こんなワイン会をやりたいなぁと思います。

セイベルの会ワインリスト

●セイベル9110
【奥出雲ワイン】スパークリングワイン セイベル9110  NV
【岩手くずまきワイン】星 凍結果汁仕込み 2019
【月山ワイン山ぶどう研究所】ソレイユ・ルパン ヴェルデレー 2018
【ルサンクワイナリー】セイベル 2016
●セイベル13053
【ワイナリー夢の森】ルイス・ベーマー 2017
【さっぽろ藤野ワイナリー】アッジジのフランシスコ セイベル13053 2017
【宇都宮ヴィンヤード】ヨソキナイノルビー 2016
【東川ワイン】キトウシ 2018

セイベル13053とは?

フランス人のアルバート・セイベル氏によって開発された交配品種で、ビニフェラ種とラブルスカ種を交配して生まれた品種。
アルベール・セイベルは、1万種以上に及ぶヨーロッパ種とアメリカ種の交配品種をつくりました。フィロキセラへの対抗策として開発されました。
育種番号つきで呼ばれてあり、日本で栽培されているのは5279、9110、10076は白ブドウ、13053は黒ブドウです。
「セイベル13053」は、セイベル7042×セイベル5409の交配種。
ワイン原料用国産生ぶどうの赤ワイン用品種としては、13位の生産量がある(清見も含む)。
イギリスやアメリカ、カナダやニュージーランドなどの寒冷地で多く栽培されています。
日本では主に北海道で栽培されています。

セイベル9110とは?

フランス人のアルバート・セイベル氏によって開発された交配品種で、ビニフェラ種とラブルスカ種を交配して生まれた品種。
セイベル9110という呼び名の他に、ヴェルデレーという呼び名も使われます。
これはセイベル9110 2020とか表記すると紛らわしいし、「この数字の羅列は何なんだ?」となるからだろうなぁ。
ワイン原料用国産生ぶどうの白ワイン用品種としては、7位の生産量がある。
主に山形県と長野県で栽培されています。

●セイベル9110

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単体のセイベルのスパーリングは珍しいですねぇ。リリースしているのはココだけかもなぁ。

【奥出雲ワイン】スパークリングワイン セイベル9110  NV島根県木次町産のセイベル9110種を使った瓶内二次発酵方式のスパークリングワイン。
奥出雲ワインでは、ホワイトペガールとセイベル9110をアッサンブラージュしたワインも出しています。

東北地方のセイベルの飲み比べ

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東北のセイベル9110らしく、どれも酸が綺麗です。


【岩手くずまきワイン】星 凍結果汁仕込み 2019
セイベル9110種の果汁をタンク内で凍結し、糖度の上がった濃縮果汁を発酵。
その後5ヶ月間シュール・リーして仕上げたワイン。
日本ワインコンクールやジャパン・ワインチャレンジなどで多くの賞を受賞しています。

【月山ワイン山ぶどう研究所】ソレイユ・ルパン ヴェルデレー 2018
月山ワインでは白ワインの大半を占める品種で、寒冷地などではシャープな酸味が特徴。
日本ワインコンクールやジャパン・ワインチャレンジなどでも賞を受賞しています。

【ルサンクワイナリー】セイベル 2016
新潟ワインコーストに2015年に設立された「ルサンクワイナリー」のセイベル9110。
“ルサンク”とは、フランス語で数字の「5」。その名の通り、コースト内で5番目にオープンしたワイナリー。
山形県産セイベル100%。培養酵母を使用しステンレスタンク発酵。

●セイベル13053
北海道のセイベル13053の飲み比べ

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なかなか個性的なセイベル13053です。なので好みが分かれるかもなぁ。


【ワイナリー夢の森】ルイス・ベーマー 2017
余市町の「夢の森幼稚園」の理事長がオーナーのワイナリー。
ネーミングにもなり、ラベルに描かれているのは、北海道や余市町の果樹栽培に貢献した人物のルイス・ベーマー。
ルイス・ベーマーとは
1876年(明治9年)北海道に最初のワイン工場が開拓史によって造られました。 ルイス・ベーマー(1843~1896)はこの時、開拓史のお雇い外国人として垣根仕立てのブドウ栽培法やヨーロッパ種の輸入を指導したドイツ系アメリカ人。しかし、ぶどうの栽培よりもベーマーが最も高く評価されるのはリンゴの生育指導であった。

【さっぽろ藤野ワイナリー】アッジジのフランシスコ セイベル13053 2017
北海道厚沢部町鶉(うずら)の進藤貞一さんが栽培したセイベル13053をさっぽろ藤野ワイナリーが醸造。
ワイン名の「アッシジのフランシスコ」は、キリスト教徒である進藤さんの洗礼名からきています。
最近のビンテージは、セイベル13053とヤマソーヴィニオンのアッサンブラージュのワインになっています。

10Rワイナリーに委託醸造された
セイベル13053の飲み比べ

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この2つのワインは、ビンテージを重ねるごとに良くなっていますねぇ。


【宇都宮ヴィンヤード】ヨソキナイノルビー 2016
浦臼町産のセイベル13053に少量のゲヴュルツトラミネールが入っています。
ラベルのもぐらは宇都宮さんを表しているそうです。

【東川ワイン】キトウシ 2018
ここのは個人や企業が運営するワイナリーではなく、は東川町が運営する東川町振興公社がブドウを栽培し、10Rワイナリーに委託醸造しているワイン。

「セイベル9110&セイベル13053」がテーマのワイン会。
しかし、こんな会をやろうする人もいないよなぁ。
食用ブドウのラブラスカ種やヤマブドウ及びヤマブドウ交配種のワインは、最近、見直されているけど、セイベルは評価が低いままなんだよなぁ。
同じヴィニフェラ種とラブラスカ種の交配種でも、日本固有品種のマスカット・ベリーAやブラック・クィーンは評価されているのだがなぁ。
やっぱり、セイベルは番号で呼ばれているからなのかなぁ。
セイベルの会で、果たして人が集まるのか?と言う疑問もあるよなぁ。
いちよう定員は、8人の予定です。
しかし、そもそも、どこでやるのだ!

今回のワイナリー
●セイベル9110
【奥出雲ワイン】
【岩手くずまきワイン】
【月山ワイン山ぶどう研究所】
【ルサンクワイナリー】
●セイベル13053
【ワイナリー夢の森】
【さっぽろ藤野ワイナリー】
【宇都宮ヴィンヤード】
【東川ワイン】

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