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■ 其の189 ■ セレンディピティ―(偶然の発見)

香川 / 屋島寺 / ところてん 

中学生の国語の模試を見ていたら、セレンディピティ―偶然の発見)というフレーズが出ていました。
難しい言葉が出ているなと思うと同時に、先日四国に行ったときのセレンディピティ―な体験を思い起こしました。 
ひとつは、寄り道した件。 もうひとつは、道を間違えた件です。

■ 泊まっていた香川県の志度町から、高松市へ向かう途中のことです。お遍路のお寺の案内標識が目に留まりました。

Google ストリートビューより

一瞬の思いつきで、右に曲がろう!と思いました。
すると正面に、存在感のある山が見えてきました。

山頂が特徴的な屋島

山の右側から回り込むように道を登っていくと、山頂に広々とした屋島寺展望台がありました。

屋島から西方を望む

抜けるような五月晴れの瀬戸内海は、これぞゴールデンウィーク!という眺望でした。


■それから今度は、高松から坂出にむかう途中のこと、

Google ストリートビューより

左へ行くべきところを、右側のバイパスに上がってしまいました。
やばい、道を間違えた!と思いましたが、1キロほど先にバイパスから逸れる道がありました。
そこからウネウネと山道を下っていくと、名所を案内するような看板が立っていました。寄ってみると「名物ところてんの清水屋」というお茶屋さんのような建物がありました。
酢醤油味のところてん、最高に美味しかったです。

うどんの本場 香川にて、迷い込んだ先で見つけたところてんのお店

八十八ところてん清水屋(香川県坂出市の創業200余年 (yasoba.jp)


セレンディピティ―(偶然の発見)は旅先のスパイス、よき思い出です。



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