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五感をフル活用!75歳・管理栄養士の“若さを保つレシピ”

えいようJoin運営事務局スタッフが管理栄養士さん必見の記事を紹介していきます。

管理栄養士さんの仕事に活かせる情報共有になるように心がけています。
また「管理栄養士の集い」のコミュニティではこういったトレンド情報や毎月のイベント実施をしています。
良かったら覗いてみてください。

本日はこの記事について。


おいしさは「五感をフル活用」

おいしく食べられることは、幸せの基本。味わうことには味覚だけを使っていると思いがちですが、75歳の管理栄養士・医学博士の本多京子さんによると、視覚、嗅覚、聴覚などをフル回転させて味わっているのだそうです。

おいしさを味わうには、いろんな感覚が相互に影響し合っていて、味覚だけで感じているのではなく、音や見た目、においや舌触りなども大きな影響があります!

聴覚とおいしさの不思議な関係

おいしく食べるために大事な五感の中で本多さんが注目するのは、聴覚。その理由は、高齢になった親の介護を通して聞こえが悪くなると生活に支障をきたしやすく、暮らしの楽しさを感じづらくなってしまうと実感したからだそうです!
「肉を焼くジュージュー、せんべいを噛んだときのバリン、レタスサラダのシャキシャキ、揚げたてのフライのザクザクといった音は『おいしい!』と感じる大切な条件だと思います。調理する間のお鍋がくつくつ煮える音やフライパンで炒める音は、おいしさを予感させます。雷こんにゃくという音が名前の由来になった料理もあるくらい、音はおいしさの決め手の1つだと言えるでしょう」とのこと。

聴力を保つには「ビタミンB群」

栄養の面から考えますと、残念ながら『これを食べるだけで聞こえがよくなる』という食べ物は存在しません。ですが、聴覚は脳の神経によって働くので、神経や血管の若さを保つ栄養素を意識して、日常的に摂取することが予防や改善につながるでしょう。そこで役立つのがビタミンB群。特にB6と葉酸が重要。この2つを効果的に摂取できるのが『青魚×青菜』の組み合わせです!

生涯、食を楽しむために

普段何気なく食べている食事でも、より五感を意識してみましょう!
朝の焼きたてのパンを食べたときの軽い音、淹れたてのコーヒーの香ばしい香り、新鮮なサラダの色や食感。
規則正しい生活とビタミンB群のある食事を心がけるのが大事ですね!