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「カップ麺だけ」の食事をする人に迫るリスクって?

えいようJoin運営事務局スタッフが管理栄養士さん必見の記事を紹介していきます。

管理栄養士さんの仕事に活かせる情報共有になるように心がけています。
また「管理栄養士の集い」のコミュニティではこういったトレンド情報や毎月のイベント実施をしています。
良かったら覗いてみてください。

本日はこの記事について。


カップ麺だけの食事を続けると生活習慣病のリスクが上がる

商品にもよりますが、基本的にカップ麺は揚げた麺をしょっぱく味付けしたりスープに入れたりして食べるものです。そのため、含まれている栄養素としては炭水化物、脂質、食塩に含まれるナトリウムが中心となり、特に脂質や食塩が多すぎる傾向にあります。

カップ麺だけの食事でまず問題になるのが脂質と食塩の過剰摂取です。食塩の過剰摂取が続くと、高血圧や心臓病のリスクになるだけでなく、むくみや腎臓へのダメージの原因にもなります。
また脂質の過剰摂取は、肥満や中性脂肪やコレステロールが高くなるといった脂質代謝異常、動脈硬化などの原因になります。
カップ麺だけの食事でまず問題になるのが脂質と食塩の過剰摂取です。食塩の過剰摂取が続くと、高血圧や心臓病のリスクになるだけでなく、むくみや腎臓へのダメージの原因にもなります。
また脂質の過剰摂取は、肥満や中性脂肪やコレステロールが高くなるといった脂質代謝異常、動脈硬化などの原因になります。

カップ麺だけだとバランスがとれなくても、1品、2品プラスするだけでバランスは十分に整います。

温泉たまご

手軽にたんぱく質をやビタミンをプラスすることができます。コンビニのゆで卵は既に塩味がついていることが多いため、食塩の摂りすぎを防ぐことができるよう、たまご自体に味がついていない温泉たまごが特におすすめです。

カット野菜

カット野菜はレンジで加熱ができるのでカップ麺のトッピングにピッタリです。加熱をすることでカサが減り、量を食べられるので生野菜より効率的に栄養を摂ることができます。
カップ麺だけでは不足するビタミンやミネラルを摂ることができる他、食物繊維も摂ることができます。また、カップ麺だけだとどうしても早食いになってしまい血糖値が急激に上昇、肥満の原因になってしまうのですが、野菜をプラスすることにより早食いも防止することができます。

低脂肪、無脂肪タイプの牛乳

お湯の替りに牛乳を使うと、カップ麺だけでは不足しがちなたんぱく質やミネラルを補うことができます。味もクリーミーになり、味変も楽しむことができますね。通常の牛乳を使うと脂質が多くなってしまうので、低脂肪か無脂肪タイプのものがおすすめです。

素材そのものを合わせるのがおすすめ!

忙しい時は野菜を使った惣菜やヘルシーなサラダを組み合わせても、もちろんバランスは良くなります。但し、出来上がった惣菜にはどうしても塩分や脂質が含まれているので、素材そのものを組み合わせるのが特におすすめです。
今はコンビニも充実していて、冷凍も含め色々な種類のカット野菜があったり、野菜や卵なども売られていることが多いので上手に活用していきましょう。

カップ麺と組み合わせるのに絶対NGな食材はありませんが、バランスを考えるとデザートやおにぎり、サンドイッチ、パンはおすすめできません。これらもカップ麺と同様に脂質や炭水貨物中心の食材なので、組み合わせることで更にバランスが崩れてしまいます!

栄養が少ないといわれるカップ麺ですが、その他の食材を足すことで栄養バランスは整います!
管理栄養士の皆さんも、カップラーメンなどのインスタント食品を活用したレシピ開発をしても面白いかもしれませんね♪