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広報さっぽろを読んで啓蒙された50歳

皆さんの地域のゴミの分別はどんな感じでしょうか?

ちょうど先日アメリカに住む友人が里帰りしてきて連絡をくれました。

彼女は本州に実家があります。
アメリカ人のご主人と一緒に帰ってきていて、夫婦でその自治体のゴミの分別に大変なショックを受けたと話してくれました。

その自治体ではビニール製品も燃えるゴミに分類しているらしく、ご主人は「このような分別ではダイオキシンを発生させるじゃないか!」とお怒りだったそう。

私が住む札幌市は、ビニールやプラスチックは燃えるゴミには分別されていません。

ただ・・・・。
燃えるゴミに分別している自治体があるように、「実は結局燃やしている。」という都市伝説を半分信じていました。

だって、事実上難しいと思うんです。
簡単に剥がれないシールが貼られているし、調味料や油のよごれもある。
ゴミをきれいに洗うために水を使うのもどうなんだとか、各家庭から出されるプラスチックごみを、資源になるものとそうでないものなどに分けることは現実的ではないと思っていました。

この人件費が高い日本で、ゴミの再分別に従事している人なんているの!?そこにお金かけられるとは思えない。

そう思っていたのですが、いたんです。


広報さっぽろ5月号より

この写真を見た時、私は軽くショックを受けました。

人力で一つ一つ仕分けてるの!?
私のゴミが見られていたとは!

この記事を見てから私は心を入れ替えました。

プラスチックごみは全て洗浄し、小さなシールまで全て剥がし、剥がせないものはハサミでカット。
完全に乾燥させてからゴミ袋へ。

皆さんはこんなこと当たり前にやっているのだと思いますが、私は今までしっかり洗うのは納豆のパックだけ。
汚れがひどいものは面倒なので燃えるゴミへ!(友人の夫に怒られる)
小さなシールはそのまま。

分別の職員さんと地球に面倒をかけていました。(大反省)

今は私のゴミを開いた職員さんが、「あ、このゴミ楽。」って思って思ってもらえたら嬉しいなと思いながらやっています。
(夫に言ったら膨大な流れ作業でいちいちなんとも思ってないよと言われる)

プラスチックごみの分別をしていて気がついたことがいくつか。

「食材」を買う分にはゴミはラベルが少なく、きれい。
環境意識の高い企業のラベルは剥がれやすい。(キャップも簡単に外れる)

買う時点で「これ分別が面倒そう。」と思うと、加工食品に手が伸びにくくなるかも。

ゴミの分別(出口)に向き合うことで、食べるもの(入口)も変わるかもしれませんね。

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