ありがとう、たまどん

地上波時代からずっと聴いていた「金の国のたまごどんぶり」が終わりました。
私は名物企画【たまバト!】に参加し、俳句をつくる楽しさを久しぶりに味わい、また、ありがたいことに秋/冬/春のすべてで桃沢さんから評をいただくことができ、本当に嬉しかったです。
思い出として送った俳句をまとめておきます。

⦅秋⦆
パピコから 焼き芋になる 帰り道 ◎
嘘つきの 逢瀬咎める キリギリス
待ちぼうけ 砂糖多めに 小豆炊く

⦅冬⦆
初雪が 犬の鼻にて しゅわり溶け ◎
除夜の鐘 ぼんとなる度 君が消え
書いたきり 眠り続ける 年賀状

⦅春⦆
春うらら 知らない街で 墓が立つ ◎
すみれ草 教えるための 靴擦れか
なあ桜 皆に好かれる 気分どう?
文字だけで 浮かれてしまう 桜餅
わかさぎを こわごわ揚げる 背で飲める

◎が採用していただいた俳句です。
またいつかラジオが始まって俳句企画があった際には身軽に参加できるよう、ことばとは常に近くで関わっていたいものです。
たのしい創作の機会をいただき、ありがとうございました!