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【Wine ワイン】2017 Montes Alpha Chardonnay

2017 Montes Alpha Chardonnay
2017 モンテス·アルファ·シャルドネ

生産国 / 地域
D.O Aconcagua Valley / Aconcagua / Chile
D.O アコンカグア・ヴァレー / アコンカグア / チリ共和国

生産者
Montes

ブドウ品種
葡萄品種 / Chardonnay

良作年のカジュアルリッチなチリ産白ワイン


https://a.r10.to/hzXVBw

チリ随一のプレミアムワインの造り手、 モンテス。

モンテスは、1988年11月、「チリ発、チリ人だけのチリワインカンパニー」として、醸造家のアウレリオ・モンテス氏を中心に4人のワイン・ビジネスのスペシャリスト達が造ったワイナリー。チリの豊穣な大地に、ヨーロッパ式の醸造技術を持ち込み、「世界最高峰のチリワインを造る」という信念のもとワイン造りをスタートしました。 1988年に、これまでのチリワインでは考えられらない高価格帯の「モンテス・アルファシリーズ」、1996年にボルドーの五大シャトーをライバルに見据えたトップキュヴェ「モンテス・アルファ・エム」を世に生み出して一世を風靡、チリ随一のプレミアムワインの造り手となりました。

他のワイン生産者に先駆けた革新的な取り組みが高く評価され、モンテス氏は2015年にはアメリカのワイン誌『ワインエンスージアスト』誌が選ぶ「イノベーター・オブ・ザ・イヤー」を受賞。また同じく2015年にアンジェロ・ガヤやミゲル・トーレスといったワイン界の巨匠達が過去に受賞したドイツのグルメ&ワイン専門誌『ファインシュメッカー』の「ライフタイムアチーブメント」をチリ人として初めて受賞しました。中でもこちらのアルファシリーズのピノ・ノワールにおいては、ANAのビジネスクラスにも採用されるなどの実績をもち、その高いクオリティは世界を魅了し続けています。

最適なテロワールを最大限に活かした、 他のチリワインとは一線を画すワイン。

チリは太平洋やアンデス山脈に囲まれた地形が特徴で、雨が少ないため日照時間は長く、ブドウ栽培に最適なテロワール。また乾燥し、害虫がいないために農薬をほとんど使う必要がありません。モンテスでは、そのポテンシャルを最大限に引き出すべく栽培も醸造にも徹底的にこだわり、それまでのチリワインとは一線を画す、世界各国に輸出されるワインを生み出しました。著名なワイン評論家ロバート・パーカー氏は著書の中で、『チリワインが到達できる最も高いレベルに位置している。エントリーレベルのワインは驚くほど良心的な価格で初心者向けのチリワインとして完璧であると同時に、プレミアムワインは長期熟成に値するクオリティを誇る。』と絶賛しています。

モンテス・アルファ・シャルドネのためのブドウが造られるのは、チリの首都サンチアゴの西に位置するアコンカグア・ヴァレー。海の影響を受け、冷涼で、霧が発生しやすく、ブドウがゆっくりと熟すため、白ワイン用のブドウ栽培がさかんです。渓谷となっているため、畑ごとに日当たりや水はけ、土壌が少しずつ異なるミクロクリマが形成されています。


白ワインのセオリーを超えて 幅広く活躍してくれる1本。

ワインは黄金色に輝き、開けたてからすぐにトロピカルフルーツやピーチ、バターのような豊かな香りが溢れます。ひと口飲むと、香りの要素が何倍にも凝縮されたように口いっぱいに広がり、クリーミーでまろやかな質感が心地よく余韻まで続いていきます。

このリッチで芳醇なテイストの秘密は、樽使いと月1回のバトナージュ。バターやナッツ、トーストのような甘さと香ばしい風味は、オーク樽によるものですが、モンテス・アルファ・シャルドネの熟成には、全体の40%にしかオーク樽を使用しません。残りはステンレスやコンクリートなどのタンクで行います。オーク樽の風味が強すぎると、果実の風味が抑えられてしまうからです。そしてバトナージュとは、発酵中のワインの中に沈んだ澱をかき混ぜること。これによって、澱として沈んだブドウの要素を余すことなく抽出し、まろやかで、濃い旨みを備えたワインに仕上げることができます。

非常にリッチで複雑、クリーミーなスタイルは、一度味わうと忘れられないほどのインパクトを持ち、世界中で生産されているシャルドネの中でもひときわ個性が光る逸品。1998年ヴィンテージは、イタリアのスローフード協会が主催し世界26都市でテイスティングが行われた「ワールド・チャンピオン・シャルドネ」で見事チャンピオン、世界1位に輝くなど数多くの実績を誇り、また、熟成させることができるという数少ないチリ産白ワインです。

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