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受け手でいることが性に合わない。仲間とつくっていこう楽しみを。|日々思考雑記

僕は今、大学時代の友人と徒小僧というグールプ名をつけて、日々の思考や問い、好きな事柄をデザインや造形、写真という手法を用いて表現をしている。今日はなんで、そんなことしているの?と言うお話

仲間と展示素材をあつめている。

結論から言うと、僕ら(徒小僧メンバーみんながそうか知らんけど)にとって、展示会を行うことは、友達と1万円づつ払ってテーマパークに遊びに行くのと同じ感覚なのだ。
欲しい空間、時間、感情、思考を自分たちでつくって、自分たちで楽しむ。
極端に言えば、展示に参加者がいなくても、メンバーでつくって、メンバー自身で批評して、ブラッシュアップしてをぐるぐるやってても楽しめてしまう。そう、そういう遊びなのだ。
ただ、せっかくつくった面白いこと、気に入っているものはシェアしたいし、展示内容について一緒に考えてくれる人が増えるのは嬉しい。
だからオープンな場でそれをやっている。
やっぱり第3者に意見をもらえるのは嬉しい、僕らも人間だし。

遊びの類で例えるとBBQに似ている気がしている。
お金を払って、必要な素材を借りたりして、自分たちで調理する。
料理や時間、空間が楽しくなるのかどうかは、自分たち次第。
面白がるかどうかにかかっている。

僕が展示やイベントで最も好きな時間は、設営し終わった後、開催時間までの間の時間。全て準備が整った。あとは待つだけのあの時間。
設営し終わった充実感に身を浸しながら、次は何をやろうか?と問いかけている。これは、つくる側にならないと味わえない贅沢な時間だ。と思う。

展示し終わった後の会場。緩やかに満たされた時間がながれる。

あと、つくり手になって思うことは、その遊んでいる時間にマイナスな感情が非常に少ないということ。
「〇〇してもらえなかった。」「期待と違った。」などなど。
自分自身にその感情は生まれにくい。(展示に来ていただく方には、そうならないよう僕らなりに頑張っています。でも、そうだったらごめんなさい。もっと頑張ります。)
それに、他者がつくる「もの・こと」にも、
自分自身がつくり手だったらと想像して、「もしかしてこういう狙いが?」とか、「コスト的にこうなのか?」とか色々考えることが増えて、面白がれる。思考や感情が動かない時間が一時期(大学2年生くらい)に比べてすごく減った。
つくり手になることは、日常を豊かにするヒントがいっぱい詰まっていると思う。

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