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英語の文型と見分け方を例文で分かりやすく説明!

「英語の文型って大切なのはわかってるけど、覚えるのがめんどう…」

「主語と動詞はわかるけど、補語とか目的語が出てくると違いがよく分からない!」

「英語の文型を基本から勉強したい!」

というような方は今回の内容はおすすめですよ!

英語の語順は決まっている。

日本語で「彼は車を使った」という意味を、 他の表現にすると「車を彼は使った」や「車を使ったよ。 彼は」などのように順番を変えても、 意味はそんなに変わらない表現ができますね?

日本語の場合は、 このように「語順」は自由に変えることができます。

その場の気分や雰囲気、 内容の重点などで変えることができます。

だけど、 英語の場合は日本語と違い語順は固定されているんです。

第1文型【主語S+動詞V】英文法の基本をマスターしよう!

英語は 【主語S+動詞V】

とういう語順が基本となります。

これを「第1文型」といいます。

この名前は別に覚えなくてもいいので、大丈夫ですよ。

とにかく、主語の次に動詞が来るということだけ覚えておきましよう!

これから英語の文法を学んでいく人や中学英語から文法を復習したい人は、 まず一番基本となるこの形をしつかり覚えてくださいね !

I cried.

私は泣いた。

※ criedはcryの過去形

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I go.

私は行く。

He slept.

彼は寝た。

※ sleptはsleepの過去形

このように上の例文はどれも「主語+動詞」の形になっています。

まずはこれが基本なので、この順番をし かり覚えてくださいね!

では、 先ほどの「彼は車を使った」という文を英文法の決まりに沿って訳すと?

He used a car.

という語順になります。

※Useの過去形はUsed

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さっきお伝えしたように、日本語では「車を彼は使った」や「車を使ったよ。 彼は」みたいな言い方をすることもありますが、 英語は基本的にはこの語順以外はありません。

だから外国人からするといろんなパターンがある日本語って難しく感じるのでしようね。

逆に英語の方がカチッと型が決まっているので、 一度覚えてしまうと簡単なんです。

英語の文法では、 動詞(use )は主語(He )のすぐ後に置くという決まりがあります。

通常の文では、主語は一番最初に来ることがほとんどなので、 動詞は 2 番目にくることになりますね。

英文法で主語のことをS、動詞のことをVといいます。

なので英文法の基本形は「S+V+その他」 という形になります。

動詞の種類はなにがある?

英語の動詞には大きく分けて2つあります。

1つはbe動詞というものです。

例えば、「Ⅰ am」「He is」「She is」「We are」「They are」のように主語のすぐ後ろにくるam、is、areがbe動詞です。

I am a handsome.

僕はハンサムです。

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He is a brother.

彼は兄弟です。

They are a student.

彼らは生徒です。

これらの文も基本形の主語( s )+動詞( v )+その他になっていますね?

まずは基本形をしっかり理解してくださいね。

疑問文にするときの語順は?

では、聞きたいことがあるとき(疑問文)はどのような語順にすればいいのでしようか?

さっきの3つの例文を疑問文にすると

「僕はハンサムですか?」

「彼は兄弟ですか?」

「彼らは生徒ですか?」

日本語では文末に「~か?」という言葉をつけ足すだけで疑問文を作ることができますね。

英語の場合、基本形の主語(S) +動詞(V)の順番を入れ変えて「動詞+主語+その他」の形にします。

Am I handsome?

Is he a brother?

Are they a student?

このように英語の場合は語順を入れ替えて疑問文にします。

どうですか?

簡単ですね!

be動詞を主語の前に持ってくるだけで疑問形の完成です。

答えるときは

Yes I am.

Yes he is.

Yes they are.

のように頭にYes を持ってきて、あとは 主語+be動詞の語順です。

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Noの場合は、

No I am not.  No (I`m)not.

No he is not.  No he( isn`t.)

No they are not. No the (aren`t.)

頭にNoをつけて、「主語+be動詞」にnotを付け加えます。

否定形にするときは?

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では次に、否定形にする場合を見てみましょう!

「私は日本人じゃないよ」

「彼は兄弟じゃないよ」

「彼らは生徒じゃないよ」

日本語の場合は「~ではないです」「~じゃないよ」を付けると否定する意味になりますね?

英語の場合はbe動詞の後にnotをつけ加えるだけでOKです!

I am not a Japanese.

He is not a brother.

They are not a student.

notを付け加えるだけで否定形の完成です。

ちなみに、否定形は短縮することがあります。

not→ isn‘t

are not→aren‘t

特に会話で使うときなどは、 短縮して使うことが多いのでこれも覚えておきましよう !

be動詞以外の動詞 とは?

では、動詞が「be動詞」以外の場合の使い方をお伝えしますね!

日本では「行く、来る、走る、食べる、知る、動く、話す、止まる、答える、笑う、泣く、離れる」などなど他にもたくさんありますが、動詞というのは口の形が全部「う」の形になります。

行く(ぅ)、食べる(ぅ)、笑う(ぅ)

つまり日本語で母音が「う」で終わる言葉が動詞になります。

これを一般動詞といいます。

一般動詞の場合もbe動詞と同じように、主語の次に動詞をくつつけるだけでOKです。

私は行く。

I go.

私は知っている。

I know.

私は食べる。

I eat.

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I knowのこんな使い方知ってますか?

ただ主語+動詞だけでは、詳しく意味を伝えることができない場合もあります。

その場合は他の言葉をくっつけて使います。

普通は以下のように主語+動詞+その他という形で使うことがほとんどです。

I go there.

私はそこに行く。

l know him.

私は彼を知っている。

I eat the food.

私はその食べ物を食べる。

このように、主語、動詞の後に続く言葉を補語と言います。

また、新しい言葉が出てきましたね!

主語+動詞の第1文型は理解できたでしょうか?

では、この補語の使い方について説明していきますね!

第2文型 【主語S+動詞V+補語C】

He is a teacher.

彼は先生だ。

His car is White.

彼の車は白い。

The book is funny.

この本はおもしろい。

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主語:The book 動詞:is のあとに、funnyという単語があります。

これはその本がどうだったかということを説明する言葉です。

このように主語+動詞+その他の「その他」になる言葉を「補語」といいます。

補語は動詞の後にくっついて、主語がどんな状態なのかを表します。

例えば「私は〇〇です」のように〇〇にあたるのが補語の役割です。

第2文型の補語は、第1文型の主語、動詞のあとにくっつけるだけなので、簡単ですね!

ワンポイント!

補語になる言葉は、おもしろい、きれい、楽しい、暗い、明るい、白い、丸い、寒い、薄い、多い、など、語尾が「い」で終わる形容詞か、生徒、先生、車、花、本、机、テレビなどの名詞になるので覚えておきましよう!

第3文型 【主語S+動詞V+目的語O】

動詞の後にくっつくのが「補語」とお伝えしましたが、実はもう1つ種類があります。

それが「目的語」です。

She eat the hamburger.

彼女はハンバーガーを食べる。

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動詞eatの後のthe hamburgerは主語She(彼女)が食べたものですね。

the hamburgerも補語と同じように動詞eat(食べる)の後にくつついていますね。

この場合のthe hamburgerは補語でなく目的語になります。

なんで??

違いがよく分からない…という人もいるでしょう。

はい、では説明していきますね!

①l like red roses.

私は赤いバラが好き。

②He became a teacher.

彼は先生になった。

この2つの文章はバッとみたところ「red roses」「a teacher」どちらも動詞の後にくっついていますね?

「あれっ?これって目的語? それとも補語?どちらか見分けがつかないよ ! 」

という方のために、かんたんな見分け方をお伝えしますね !

かんたん!補語と目的語の見分け方

では動詞の後に来るのが、補語なのか目的語なのか、 その見分け方をお伝えします。

主語S+動詞V+補語C

主語S+動詞V+目的語O

動詞の後にくる言葉と主語との関係を見ればすぐにわかります。

①はl likeの後にred rosesが、②ではHe becameの後にa teacherがありますね?

補語の見分け方は「主語S =補語C」という関係が成り立つかということです。

①はI = red roses (私は赤いバラ) ×

これはちょっと文章的におかしいですね~

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②はHe =a teacher. (彼は先生)〇

こちらは意味が成り立ちますね?

つまり「主語S =補語C」が成り立つなら補語で、それ以外は目的語になります。

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ということは?

①I like red roses.

②He became a teacher.

②のa teacherが補語、①のred rosesは目的語ということになります。

補語と目的語の見分け方は分かりましたか?

ここまで理解できたあなたなら、第4文型も簡単にわかるはずです!


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