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危険!!英語の和訳の間違ったやり方とは?

英語の和訳を正確にするなら語順通りに

「英語の和訳のコツってありますか?」という質問が読者の方から度々あります。

英語の和訳のコツをお伝えします。ただ和訳をやることで、あるデメリットが起きることがありますので、その点についてもお伝えしていきますね。

学校で習った英語の和訳のコツって

「英語は右から左へ和訳しましょう!」

というふうに習った方もいると思います。

学校でもそのような方法で和訳を練習してきたと思います。英文を後ろから前に訳していく方法ですね。

確かに英語は日本語と違って後ろから修飾されたり、後ろに時間を表す言葉があったりということがほとんどです。

そのため、日本の英語教育では英文を後ろから和訳して意味を理解する方法が教えられることが多いようです。

はい!今日この記事を読んだ方は今からこの方法はきれいさっぱり忘れましょう!!

英語の和訳はニュアンスを大切に

まず第1に英語の和訳のコツとは英語の語順通りに理解することがポイントになります。

例えば下の英文を見てください。

I was lonely until he came.

和訳:彼が来るまで私は寂しかった。

この和訳は英文を後ろから訳しているので、このような意味になります。

しかし厳密にこの和訳は言えば正しくないのです。

英語の語順のまま和訳すると

・私はとても寂しかったけど、そこに彼がやってきた。

この2つの英語の和訳の違いがわかりますか?

たしかに、内容はどちらも同じことですよね?

だけどニュアンスが微妙に違ってくるんです。

英語のニュアンスというのはとても大事です。

もちろん英会話に完璧な文法は必要ありませんが、ちょっと表現を間違ったり日本語の感覚で英会話をしてしまうと違った意味になり、失笑をかったり、相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。

英文のニュアンスを正確に和訳したいのであれば、この語順通りに和訳することがコツなのです。

このコツこそが、英語をきっちりと正しく把握する方法です。この時1つポイントがあります。

・英語は言いたいことが先に来る

まず直訳してみて、その意味をざっくり理解します。

そして、英文の思考法に合わせて、説明(修飾語)を後ろからつけるほうが分かりやすい文章になります。

しかし長文になると、なかなか英語の語順通りだと和訳が難しいですよね?

そんな長文を和訳するコツとしては、文章を2つや3つの短い文節に分けて和訳していきます。

短いセンテンスに区切って和訳していけば、それぞれの意味が理解できるはずです。そのあとに、全体的な文章の意味を把握すれば分かりやすいかと思います。

さらにスラッシュリーディングという方法を使えば、英語をカタマリごとに前から理解することができるようになります。そして、このスラッシュリーディングは長文を読むときにも大活躍します。

スラッシュリーディングのやり方についてはこちらの記事に詳しく書いていますので参考にしてくださいね!

スラッシュリーディングの区切り方と効果は?

英語の和訳のデメリットとは?

さて、今までは和訳のコツについてお伝えしてきましたが、実はこの和訳自体が本当はダメなんです。

和訳のコツを知りたいのに和訳自体がダメってどういうこと?と思った方もいるでしょう。

誰でも学校で英語の勉強をしたとき、和訳の授業があったはずです。

学校では「英語の文法」というきっちりとした決まりに沿って和訳をさせられて

「はい、よくできました!」

という授業を誰もがやった経験があるでしょう。

しかし、英語の和訳という勉強が「ダメな勉強法なのです」

この勉強法をやっていくとどうなるのか?

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それはこの勉強法を続けていくと英文を読んでも、あなたの頭の中では一度日本語に和訳されるというプロセスが構築されています。

この癖が一度ついてしまうと、私がメルマガでその方法をお伝えしている

「英語を英語のままで理解する」ということができなくなってしまいます。

英語の和訳のコツを学ぶのではなく、英語は英語のままで理解することが一番のコツなんです。

なので、英語はその都度和訳してはいけないのです。

英文をパッと読んだとき、単語の意味さえ分かればその英文が何を言っているのかざっくりと理解することはできます。

英文というのは、最初はざっくりと意味が理解できればOKなんです。

1つずつ確実に英文法を気にして読むよりもまずは量をこなすことが大事です。

それには、なるべくたくさんの英文を読むことで確実に力がついてきます。

そのときのコツとしては、あなたが興味のある分野の英文を読むということです。

難しい政治や興味にない内容の英文を読むと、必ずといっていいほど途中で挫折します。

しかし、あなたが興味のある分野の英語だったらもっと意味を理解したい、どんなことなのかもっと知りたいといった欲がでてきます。

また、先ほどお伝えしたスラッシュリーディングに慣れてくると、頭の中で和訳しなくても内容が英語のまま理解できるようになるのでおすすめの方法です。

そして、ネイティブの発音になれることも必須です。

日本人の英語発音では、いつまでたっても実際のネイティブの言葉をリスニングできる力はつきません。

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