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英語の音読で効果的なやり方-リスニングも同時に上達する方法とは?

英語の音読で効果的なやり方 リスニング力もアップする方法とは?

英語の音読ってとりあえず声に出して英語を外国人っぽく読めばOKなんでしょ?

って思っているあなた、音読を舐めてはいけませんぞ!

音読ってすっごく効果のある英語学習法なんです。ただスラスラと英語が読めるようになったということではありません。

英語の音読をスポーツで例えると「筋トレ」のようなイメージです。

最初は慣れない口の動きで英文を10回くらい繰り返すと、口の周りが筋肉痛になるみたいなダルい感じになります。

口の筋トレみたいな感じですね!

最初は必ず音声付きの教材で正しい発音を聞いてからスクリプトを見ながら練習しましょう。

何度も繰り返すうちにスクリプトを見ないで音読できるようになったらバッチリです!

音読を繰り返すうちに口の筋肉が英語の発音に慣れて、スラスラと英語が口から出るようになってきますよ!

さらに英語の音読をすることによってもっと良い効果が表れるんです。

音読することで、脳内にはセロトニンという物質が分泌されます。

すると気分がスッキリして「なんだか勉強したくないな~」なんていう悩みが薄れてしまう効果があるそうです。

さらに脳の前野が「勉強したい!」と欲してくるようになるそうです。

英語を音読する効果は脳に良い影響を及ぼしてくれるので、とてもおすすめなん学習法なんですよ!

黙々と机にむかって勉強するより、声に出して音読すると気分転換にもなりそうじゃないですか?

英語の音読をすることで得られる効果は「前頭葉」が活性化され言語を司る左脳が鍛えられます。

前頭葉は右脳と左脳にもあるので、同時に右脳も一緒に活性化されます。

音読の効果は脳にとっても素晴らしい学習法なのです。

インプットした必ず英語はアウトップしよう!!

また、人間の脳というのは一度記憶した内容をアウトプットすると、より記憶に残りやすいという特徴があります。

アウトプットすればするほど、あなたの脳はその情報が自分にとって必要であると認識して記憶に残ります。

アウトプットは「書く」「話す」などの方法がありますが、「書く」アウトプットよりも「話す」アウトプットの方が効果的です。

実際に私もそうでした。

英語が話せるようになった今でさえ、やっぱり書くより話す方が効果がると実感しています。

英語の「音読」は初⼼者の人には特におすすめのアウトプット学習法です。

最初は耳から英語を「聞く」=インプット

次に「話す」=アウトプット

という順番でより英語力が効果的にアップしていきます。

最初は英単語やフレーズが比較的簡単な英文で音声付きの教材を用意します。

お手本の正しい英語の発音を聞いたら、すぐにそのまま真似て話してください。

なるべく音声と同じ発音になるように頑張ってみましょう。

口の筋肉が慣れると同じスピードで話せるようになり、発音も近くなってきます。

繰り返し練習することが重要です。

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英語の音読の効果―メリットとデメリットとは?

英語の音読のメリット

1. 正しい英語の発音を聞くのでリスニング力も同時にアップできる

2. 英語で使う口の周りの筋肉を鍛えることができる

3. 自分の声も同時に聞こえるので、正しい発音練習ができる

4. 苦手な発音や速くて話せなかった英文を何度も重点的に練習できる

英語の音読のデメリット

1. 自己流で話すので、微妙なクセや発音に気がつきにくい
(自分の声を録音して聞いてみると対策できます!)

2. ネイティブ英語のような流暢な発音やイントネーションが完璧には身につかない

3.声が出せない場所では練習できない

音読するときのスピード

音読を始める際は、最初は「遅い~普通」の速度で音読します。

徐々に慣れてきたら音読のスピードを上げていきます。

さらに速くしていき、最終的には舌がが回らなくなるスピードまで上げていきます。

英語の音読の効果を上げるにはゆっくり音読するよりも、なるべく速く音読した時の方が脳が活性化します。

これはリスニングにも言えることですが脳科学的にも立証されています。

ということで遅いスピードか徐々にスピードを上げて練習してみましょう!

英語の音読で注意するポイント

1.音声をなるべく正しくコピーして発音して徐々にスピードアップ!

2.英文の内容はしっかり理解してから音読する

最初は音読するだけでも大変なので英文の内容なんて理解する余裕がないかもしれません。

意味を理解しながらスムーズに音読すると最初は意外に難しいはずです。

英文の内容をしっかり理解しながら音読すると、だんだんと英語を英語のまま理解できる力もついてきます。

ただ単に漠然と音読するのと意味を理解して音読するのでは、効果がまったく違ってきますので、知らない単語やフレーズがあったら

最初に調べて意味を理解してから音読をはじめてくださいね!

漠然と声に出していれば上達するほど英語は簡単ではありません。

とりあえず声に出して音読すると、なんだか「やった感」があって満足してしまいそうですが、それだけではぜっかく努力した時間が無駄になってしまいます。

何度も言いますが、英語の音読というのは繰り返し、繰り返し読むことで効果が現れてきます。

最低20回は同じ英文を繰り返し音読練習をしましょう。

それだけ読みこむと短い文章だと何も見なくてもスムーズに音読できるようになるはずです。

英語の正しい音声を聞いてから音読する時、 スラッシュリーディングで意味の固まり理解しながら読んでいくと、長文などの理解が日本語に訳さず英語を英語のまま理解できるようになりますよ。

スラッシュリーディングの方法についてはこちらの記事にを参考にしてくださいね!

スラッシュリーディングの区切り方と効果は?

「音読」はシャドーイングとは違います。

シャドーイングというのはお手本の音声と同じ速度で追っかけて発音していきますが、「音読」はお手本の音声と同じスピードで読む必要はありません。

あなたのペースで1つずつ正しい発音を確認しながら音声をストップして発音してもOKです。

苦手な発音や間違った所はやり直しをしながら読んでみましょう。

ただし、音声がない教材を使うと正しい発音が聞けないので、実際の発音が分からず自己流の発音で音読をしてしまう可能性があります。

しっかりとお手本の音声が付属された教材を使って正しい発音をコピーしながら練習してくださいね。

音読をあまりやったことのない方は最初は全然口が回らないことに気づくでしょう。

何度も繰り返し音読して教材の例文を暗記するくらい読みこむつもりで練習します。

1冊の教材がボロボロになるくらい読み込むとかなり英語が上達するはずです!

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発音のルールを知ることでスピーキングだけでなく、リスニング力も飛躍的にアップしますよ!

例えば、

women⌒are(ウィミナー)

tell me more⌒about (モアラバウ)

made⌒you (メイヂュー)

been⌒able

のような「つながる音」は、元の単語の読み方とは違ってます。

この「つながる音」を知らないと何を言っているのか全く分からないですよね?

つながる音を音読できるようになれば、リスニングでも何を言っているか理解できるようになります。

ということで、英語の音読の効果というのは、とてもメリットがあって英語のレベルを総合的にアップすることができるんです。

ただし、守ってほしいことは音声付きの教材を使って正しい発音で練習すること!

最初はゆっくりでいいので徐々にスピードアップしていくこと。

そうすれば、だんだんとスピーキングとリスニングの両方が上達していきます。

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