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4つの「驚く」違いと使い方 surprise・astonish・amaze・astound

「驚く」の4つの違いと使い方とは?

英語で「驚く」というと「be surprised」ですが、他にも同じ「驚く」という意味で使われる単語がいくつかあります。

「astonish」「amaze」「astound」などですね。

同じ「驚く」という意味でもどんな状況のときに、どう使えばいいのか分からない人もいると思いますので、今回はこの使い方をお伝えしたいと思います。

「astonish」の使い方

驚くという意味で「astonish」という単語があります。

この単語はどんな状況の時に使うのでしょうか?

簡単に言うと「astonish」は「surprise」に対してもっと大きな驚きに対して使います。

・he was astonished at the news.

その知らせに彼女は驚いた

・She was astonished that you spoke Chinese so well.

あなたが中国語をじょうずにしゃべったので彼女は驚いていた.

「astonish」は「驚かせる」という意味なので、「驚く」という意味では「be動詞 + astonished」という形を使います。

これは「be surprised」と同じ形なので覚えやすいですね。

・Surprise → 驚き

・Astonish → 驚愕

驚きのインパクトが違う。驚きの密度の問題と考えればいいですね。

「amaze」の使い方

続いて「amaze」には「感心させる、驚嘆させる」という意味があります。

いろいろなものに対して使われる驚きの表現で、通常のレベルを大きく超えたものを見て感動したり驚嘆したときなどに使います。

「surprise」 や「astonish」よりもっと「びっくり度」が高い時に使います。

例えば、マジックを見せられて、ありえない現象にびっくりしたときなどが「amaze」(えっ?マジで??)

常識では考えられないことなどに驚くときに使います。「amaze」は「当惑させる」という意味合いが強いと言えます。

「Amazing!」って言ったら、「驚くほど素晴らしい!」って褒め言葉にもよく使われます。

悪いことに驚くときには使うことができません。

・Your ability to speak six languages amazes me!

6つの言語をなんて、あなたの才能にはびっくり!!

「astound」の使い方

人を急に驚かせてショックを与える、びっくり仰天させる、肝をつぶさせる

日本語で言えば!!「超ビックリ」みたいな感覚ですね。

She was astounded by her son’s ignorance.

彼女は、息子があまりにも無知だったことに驚いた。

弱→強の順はsurprised→astonished→amazed→astounded になるイメージです。

4つの「驚く」のまとめ

・surprise  みんががシークレットパーティを用意してくれてびっくり!

・astonish  茂みからいきなり蛇が出てきてびっくり!

・amaze   手品でいきなり空中からハトが出てきてびっくり!

・astound  びっくり仰天!心臓が口から飛び出すほどの驚き

これらも「surprised」と同じように受け身の形に変えて「~に驚く」という意味になります。

・be astonished at

・be surprised at

・be astounded at

・be amazed at

今回は「驚く」という単語の4つの使い方についてお伝えしました。
いろんなフレーズを知っておくと、細かいニュアンスが英語で表現できるようになるで便利です。

この4つを覚えておけば英会話で「驚く」という場面が出てきても困ることはないはずです。

しかし、そのまま覚えただけでは「生きた英語」は身につきません。

英単語と同じで、ただ暗記しただけでは受験では使えても、英会話では使えるようになりません。

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