英語の音読の効果的な方法とは?こんな音読は効果なし!!
英語の音読の効果的な方法とは??
英語の勉強法ってリスニング、リーディング、スピーキング、文法などなどたくさんの方法があります。
その中でも効果が出やすいものと頑張った割にはあまり効果が出ないものがあります。
そして、あなたの英語のスキルによっても効果的な勉強法とそうでないものがあります。
人それぞれ英語のレベルも違うし、得意、不得意があるので、どの勉強法が一番いいのかは一概には言えません。
しかし
その中でも英語のスキルに関係ない効果的な勉強法があります。それが英語の音読です。
英語の勉強法の中でも音読は一番効果が出やすい学習法と言われています。
だけど、英語の音読は適当に読んだだけでは効果が出ません。
音読が効果を発揮するにはポイントがあるんです。そのポイントをしっかり押さえながら続けると必ず効果が表れてきて、あなたの英語スキルは総合的にレベルアップします。
どんなやり方で音読すれば効果的なのか?
音読におすすめの教材ってなに?
という点において詳しくお伝えしていきますね!
英語を音読する練習というのは声に出しながら文章を読むことですよね?
ただ呆然と読んでいてはダメです。
しっかりと音読する英文の内容を理解して読まなければ効果がありません。
これはかなり重要です。
英語の内容を理解しないで読むとうことは、ただ英語のカタマリを呆然と読んでいるだけの状態であまり効果があるとは言えません。
英語を音読をする場合は、その文章や長文全体の英単語の8割の意味が理解できている状態が効果的です。
文法のレベルとしては高校3年くらいの文法が分かれば大丈夫です。たくさんの英単語よりも基本的な文法が理解できているということが必要です。
もし英語の文法に自身がない方は、音読の効果が半減してしまうので、最低限は復習してから取り組んむことをおすすめします。
英語の音読で絶対に実はやってはいけない3つのポイントとは?
英語の音読はやれば必ず効果があるのですが「間違った方法」や「やってはいけないこと」があるのでそれをお伝えします。
・英単語の正しい発音が分からないのに適当に読む
・音読に集中しすぎて内容がわかっていない
・1度音読して満足する
このどれかに当てはまるような音読は絶対にやってはダメです。
どれか1つでも当てはまったままの音読では、どんなに頑張っても効果がありません。
間違った努力になってしまい時間を無駄にすることになってしまいます。
英語の音読と言えば、とりあえず声に出して読むことで効果があると勘違いしている人が意外に多いようです。
とりあえず声に出していれば上達するほど英語は甘くありません。
ただ読むことだけが目的となってしまうと達成感もなく、ダラダラ適当に読んでいる状態になります。
それでは、そのようにしたら英語の音読で効果的な結果がでるのでしょうか?
私の教室で教えている方法をブログの読者さん限定でご紹介しますね!
私の生徒さんもしっかりと結果が出ているので効果的なことは証明できます。
音読を3倍効果的にする練習方法とは?
英語の勉強でモチベーションを保つためには達成感があった方が頑張れます。
その英語勉強法とは段階ごとにレベルアップ方式でやっていく方法がおすすめです。
音読の効果的な練習を3段階でやっていきます。
1・英単語や文章をすべて正しく発音、スムーズに読めた
2・英文の内容が理解できた
3・おなじ文章を最低20回は音読した
英単語やフレーズを正しい発音でスムーズに読むことは最初はだれでも難しいものです。
英語をスムーズに読むためのポイントをまとめてみました。
・発音の正しい音声を聞く
・音声をシャドーイングをする
・文法の構造を理解する
・スラッシュリーディングを行い、ある程度のカタマリを意識して読む
・何度も繰り返す
このポイントにフォーカスして音読の練習をすることで効果的に音読の練習をするこができます。
ちなみに、これは私の生徒さんに教えている方法で私自身が英語が話せないときに、通訳の方から習った方法でもあります。
・正しい英語の音声を聞く
正しい発音をしっかりと聞いて正しい発音で音読することはリスニング力をアップするのにもかなり効果的な方法なんですよ。
なぜ正しい発音がリスニングに効果的なのか?
音声を聞かずに音読の練習をする人がいますが、人間というのは正しい発音が自分の口から出せないと、その音は耳に入ってきても聞き取りにくいんです。
ということはリスニングにも影響してくるということです。
英語の音読には正しい発音が収録されている教材が必要なので、書店やインターネットなどで探すときは必ず音声付きの教材を選びましょう。
・シャドーイングをする
次はシャドーイングです。
シャドーイングというのは、音声に続いて追っかけながら音読していく方法です。最初は速くてついていけないこともあるでしょう。
そのときは英語の文章(スクリプト)を見ながらでもOKです。
覚えてきたらスクリプトを見ないでシャドーイングしてみましょう。
このとき、お手本の音声と自分の発音が同じになるように頑張って練習してみてください。
一人で練習できるので恥ずかしがらずに外国人になった気分でやってみましょう!
このシャドーイング練習をすることで、正しい発音が身につけられるようになります。
これを何度も練習すると、最初のステップである「英単語や文章をすべて正しく発音、スムーズに読めた」をいつの間にかマスターできるようになります。
以下の記事は正しい発音でのリスニングとシャドーイングが4倍も効率的にできるようになる内容です。実際に私が試行錯誤してたどり着いた方法です。そして聞き流すだけの教材がなぜ効果がないかの理由についてもお伝えします。
・文法の構造理解をする
それでは次のステップです。
英語の文法は、日本語の順番と違っていますね?
英語というのは後ろからいろいろな内容が追加されていくので日本語に慣れた私たちは一瞬では内容が理解できないのです。
そのために英語の文法の構造を理解する必要があります。
文法には自信があるという方はこのステップをとばして次のステップに進んでも大丈夫です。
文章の中で、あいまいな文法がないようにすることが大切です。
文法に自信がない方はしっかりと復習して基本的な文法は理解する必要があります。
・スラッシュリーディング
日本語と語順が違う英語を前から理解していく効果的な練習があります。
それはスラッシュリーディングです。
先ほどお伝えしたように語というのは後ろから言葉が追加されていきます。
特にリスニングで英文の最後まで聞いて意味を考えていたら、また次の英文が流れてきて理解するのに間に合わなくなってしまいます。
それを克服するにはスラッシュで区切られたカタマリごとに意味を理解することがポイントとなってきます。
そして後から追加されるくる内容に余裕を持って待てるくらいのレベルになるまで練習しましょう。
ところでスラッシュを英文に入れたいけど、区切り方が分からない方もいると思います。
そういう方は最初からスラッシュが入っている教材を使うと便利でしょう。
スラッシュリーディングの具体的な方法は他の記事で説明しています。
英語は何度も繰り返して練習する、これは英語に限らずスポーツや音楽、その他の言語すべてにおいて言えること。
英語が上達したいならこの「繰り返し」は避けては通れない道なんです。
たった1度だけの音読やリスニングではどんな人でも効果的な結果は出ません。
英語の音読をする際は、たくさんの教材やテキストを購入する必要はまったくありません。
まずは選んだ教材1冊を何度も繰り返してじっくりやり遂げましょう。
最低でもスクリプトは正しい発音で20回は声に出して繰り返すことが効果的です。
20回でスラスラ言えないようであれば30回やってみましょう。
ちなみに私は昔、あるスクリプトが苦手でなかなかスラスラ言えず、暗記できない英文がありました。
その英文は100回以上声に出して音読練習を繰り返し行いました。
普通の人なら短い英文だったら100回も音読すれば、スクリプトを見なくても暗記できると思います。
そうやって購入した英語の教材がボロボロになるまで練習を繰り返すとあなたの英語レベルは必ず上達するはずです。
英語の勉強は「繰り返すこと」が重要です。
スポーツと同じで体が覚えることで、長期記憶になり忘れにくくなることも実証されています。
音読はスポーツでいう筋トレのようなものなので、繰り返すことで少しずつあなたも力がついてきます。
英語の音読はスピーキングだけでなくリスニング力にも効果があります。同時に上達できる一石二鳥の学習方法なのでとてもおすすめです。
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