英語のそこのところ 第21回 ライ麦畑でつかまえて The (A?, Cather?) Catcher in the Rye
著者 徳田孝一郎
イラストレーター 大橋啓子
仕事で、英語をやらざるを得なくなって、仕方なく(失礼!)英語を使えるようになったタイプなので、わたしは思わぬ穴を抱えていることがあります。
いまではそうでもなくなってきたけど、受験英語から実践的な英文メールや英会話に移った時は酷かったですねぇ。
わたしの会社のホームページの「英語・直観力」の「徳田孝一郎とは」のページでも書きましたが、まあ、基本的にNative English Speakerにずいぶん甘えた英語を使っていました。その中でも、助動詞の使い方や時制の使い方は最重要なので、拙著の「英語の国の兵衛門」のネタにさせてもらったり、みなさんに習得してもらえるように「心が伝わる英語力養成ノート」(現在はYou Tube Channel にて動画で配信中)を作って、扱っているわけですが、実はほかにもたくさんやらかしているのがあります。
そのなかでも、今年1月ごろ(初出 水戸みかど商会ファクシミリ配信誌 2014年3月27日)扱った「冠詞」「名詞」の件は本当にたくさんあって、思い出すだけでも冷や汗が出てくる。
自分も含めて反省ですが、どうして日本の英語教育って「教条的」というか「こういうものなんだ」的というか、はい、覚えなさい。という風に教えるのでしょうねぇ? 量をこなすにはそれが手っ取り早いということなのかもしれませんが、先に本質を伝えておいて、量に触れさせるともっと大量に身に着けることができると思うのですが。
ということで、わたしのやらかした「冠詞」の件を少しずつご紹介していきたいと思います。1月にお伝えした「冠詞」の置き方の、
【スポットライトを当てたいかどうか?】
【どれでもいいもの?】
【数えたくない=全体的に捉えたい】
と考えてから、
【名詞を置く】
をすでにマスターしてらっしゃる方は、徳田はなんてひどい間違いをしていたのだろうと呆れられると思いますが、そこにたどり着くまでのビルディング・ロマンスと思ってあたたかい目で見てやってください。English Wizard にもPadawanの時代があるものでして。。。(だいぶ長い修業時代ですが)
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