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2024年3月16日北陸新幹線が延伸

2024年3月16日に北陸新幹線が
金沢駅(石川県)から敦賀駅(福井県)まで延伸

新幹線の駅としては
小松駅
加賀温泉駅
芦原温泉駅
福井駅
越前たけふ駅
敦賀駅
が新設される。

北陸本線がさらに短縮

同時にJR北陸本線の金沢~敦賀間の

石川県内はIRいしかわ鉄道(金沢~大聖寺)

福井県内はハピラインふくい(大聖寺~敦賀)

移管される。
2015年3月13日まで、直江津駅(新潟県)~米原駅(滋賀県)を結んでいた北陸本線。
いよいよ敦賀駅(福井県)から米原駅までという近距離列車となってしまった。

結果、北陸新幹線開業で北陸本線は以下の4社に移管されたことになる。
直江津駅 ~ 市振駅(新潟県) えちごトキめき鉄道
市振駅 ~ 倶利伽羅駅(富山県) あいの風とやま鉄道
倶利伽羅駅 ~ 大聖寺駅 (石川県) IRいしかわ鉄道
大聖寺駅 ~ 敦賀駅(福井県) ハピラインふくい

西金沢駅から敦賀駅を最寄りとする大学


今回は、西金沢駅から敦賀駅を最寄りとする大学について調べてみた。

金沢工業大学(石川県野々市市)

石川県立大学(石川県野々市市)

金城大学(石川県白山市)

金城大学短期大学部(石川県白山市)

公立小松大学(石川県小松市)

福井県立大学(福井県永平寺町・あわら市・小浜市)

福井大学(福井県福井市・永平寺町・敦賀市)

福井工業大学(福井県福井市)

福井医療大学(福井県福井市)

仁愛女子短期大学(福井県福井市)

仁愛大学(福井県越前市)

敦賀市立看護大学(福井県敦賀市)

以上の10大学2短大の計12大学

北陸新幹線延伸はメリット?デメリット?

沿線の大学にとってメリットは少ないのではないか。
東京駅~福井駅間は最速2時間51分(36分短縮)
東京駅~敦賀駅間は最速3時間8分(50分短縮)
と、首都圏への距離感がぐっと近くなるからだ。
少なくとも首都圏から北上する人数よりも、南下する人の方が多いだろう。

そう考えると関西・東海地域への影響も考えられる。
これまでサンダーバードやしらさぎで大阪・京都・名古屋から一本で来れた環境が敦賀で乗り換えることになると少し距離感が遠くなるのではないか。

通学する学生にとって痛いのは

これは大学選びに影響がというのことではないが、
県をまたぐ鉄道会社が変わるため運賃が上がる。

例えば、金沢~福井間の普通列車利用の運賃を確認すると、

3月15日以前の運賃

金沢~福井間:1,340円

3月16日以降の運賃

金沢~福井間:1,660円

直通運転は維持されるが、290円値上がる。
もちろん学生なので通学定期が利用できるわけだが、少なからず値上げとなるだろう。

鉄道好きとしては、城端線・氷見線・七尾線につづき越美北線(九頭竜線)が飛び地の在来線になってしまうことが残念。

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