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私と食遍歴①

私は9年ほど調理師をしていた経歴があって、
調理師の専門学校を卒業後、
日本料理店へ就職しました。
4年程、個人店で「修行」というやつをしたのです。
今や懐かしい話。
昔でいう○○萬とかいう店名が多かった時代。


本当に昔ながらの、
追い回しという下っ端から始まる階級制度みたいな、
まぁ、個人店なので、細かな階級はなく、
1年づつで回らせてもらったので、
3年目には最後の「煮方」の勉強ができました。
その当時、女子の従業員が居なくて、
私にとっては、とっても辛い調理師時代。
沢山沢山泣いた。


その時、週休1日の中、
日本料理をしつつも、
プライベートな時間に、
陰陽調和料理、一物全体食、玄米正食、マクロビ、
に出逢い、没頭した時期がありました。


今思うと、家の母親が小さい時は専業主婦で、
手作りのもの、体に良いものにこだわっていて、
母の姉が玄米正食をしていた影響もあり、
我が家も、自然食品のお店で買ったものが良い
とされる家でした。
でも母がフルタイムで働き始めると、
食事を作り始める時間遅く、
お惣菜が増えていったのを覚えています。
母は本当は私より料理が上手だけど。
そこから長らく、
母は仕事一筋で、食事作りやお弁当にエネルギーを
注ぐ余裕もなくなり、
また母が料理に没頭するのは、
私が成人した後でした。

こんな感じな幼少期、
母から料理を教わることもなく、
可愛くないお弁当も嫌で 笑
高校の時は自分で弁当を作っていた。
だけど、そもそも作れるおかずレパートリーが
なかったから、
「料理ができる様になりたくて、
調理師学校に入った」タイプの人。
なので、就職先ではかなり苦労した・・・
(このお話は長句なるから別記事でしよう)


私も親となり、
母があの頃料理に時間やエネルギーを注げなくなった理由が、
自分の人生と生活の中で分かった。
余程の料理好きなら、
料理を1番優先にするだろうけれど、
私には他にやりたいことが沢山あって、
(自分の時間ってやつ)
自分の学びとか、読書とか、洋裁とか、
とにかく家事はちゃちゃっと済まして、
自分の時間をいかに確保するか、
そんな感じで42くらいまでは頑張っていた 笑

だけど、
43くらいから、
女性特有の体調変化とかで、
私の生活リズムがまた食に意識が向き始めた。
というのも、
若い時とは違った、
代謝の悪さや、肩こりや頭痛などの
「未病や生活習慣病」が増えてきたから・・・

昨年いただいたヤマモモ


リンゴ・黒豆餅・干し芋


続く。


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