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XXX運の検証②:私は「食事運」が悪いのか?~今は大丈夫だけど昔は凄かった

私は学生時代から社会人7年目ぐらいまで、自ら命名した「食事運」が悪かったと思っている。「食運」という映画があるが、素材を活かし方に導かれるとかいうよい方向の運ではなく、悪い方向の運である。

前回の「不具合引き当て運」に続き、「食事運」の悪さをリストアップして検証してみる。私以上に悪いと思う方は是非コメントに例を頂けるとシェア出来て嬉しい。

オーダーが間違えられる・忘れられる

学生時代にとにかく多かったのが、「オーダー」が間違われること。大学近くの定食屋さんとかで、「Aセット」と頼んだのに、「Aランチ」が来るとか。まぁ、この場合はネーミングが悪いけど、確かにそう頼んだって!BランチでCランチとかもしょっちゅうだった。

まったく頼んだ覚えがないものが来ることもある。自分もお店もなんでか分らずパニックに。
引っ込み思案だったので、はっきり聞こえなかったのかも知れないけど、あまりにも多かった。

忘れられることも多い。学生向けの回転の速いお店なのに、自分のがいつまで経っても来ない。XX分ぐらい前に頼んだものがまだ来ないんですけど、と答えると、だいたいその後すぐに来る。忘れてたな、、、と。

あまりに多いので、忘れられ対策として、自分の次にオーダーした人を覚えておくようになった。僕より後に頼んだ人のが来て、私の分が来なかったら、少し待って確認をする目安とするために。こうすると気持ち的には楽になった。

自分が食事に関して運が悪いと悟ったカニクリームコロッケ事件

大学の食堂で、私の食事に関して運が悪い疑惑を抱かせることになった事件がある。

私はカニクリームコロッケが好きだ。小学校の時、誕生日に何食べたいと母に聞かれて答えたおかずの1つなぐらいにだ。

そして、綺麗な形に揚がった2個のカニクリームコロッケのおかずを取り、テーブルで1個目を美味しく食べた。2個目を箸で一口サイズに取ろうと衣に触れて押し下げると、「ザクッ」と軽い音がして箸がするりと皿まで達した。中身が空洞だった。

想像するに、揚げる時に、中の具がごっそり抜け落ちてしまったが、とろりとした衣が具の抜け穴を覆って綺麗にフタをして揚がってしまった。それを自分が引き当ててしまったのだが、「具がなかったら、持ち上げたら分るやろ!?、盛り付けの時に気づけよ!」と怒りモード。しかし、こんな事が起こるなんて。同じような経験した方、いますか?1万人に1人ぐらいといたとしても、運としては相当悪い気がする。
自分は食事に関してなんかあるなぁ、と悟った最初の出来事でした。

切れてます~いや、それ、切らしたらダメでしょ!

優柔不断な僕が相当考えて決めたものが、「ただいま切らしております」も多数。これも多すぎて、第2候補どころか、未だに第3候補まで考える癖がついてしまっているぐらい。しかも、「それ切らすか~?」というものが。

居酒屋にて

第1注文:肉じゃが ~「切らしております」

第2注文:揚げ出し豆腐 ~「ただいま切らしております」

「・・・」

「ちょっと考えてからまた呼びます・・・」

定番の中の定番かつ肉じゃがみたいな煮物をそう簡単に切らすなよ!という具合に何回か連続して居酒屋で定番の品がなかったため、今では定番とマイナーなメニュー含めて第3希望まで考えるようになり、切れてても即答可能になった。

ファミレスにて

「ライスにしますか、パンにしますか?」

「パンでお願いします。」「すみません、パン切らしております。」

じゃ、選択させるな!私がライスを選択する確率に賭けただろう!?

そして、同じファミレスにて、

「飲み物は何になさいますか?」「紅茶お願いします。」

「すみません、紅茶の葉を切らしております」

早い時間に夕食に入ったのに、なぜ紅茶の葉がない!?

そして、このファミレスでありえないべーシックな品が切れてます2連チャンのお陰で、私は「食事運」が悪く、これまでのメニュー間違い、忘れられることなど、トータルに「定め」のもので、食事運が悪いということを悟った。個別の事情を追いかけるより、「食事運」という大きな運命の中で起こっているのだと思うことで心を平静に保てることが分った

海外でも食事運がつきまとう

海外でも悪いと思えることがあった。出張でストックホルムへ行ったときのこと。日曜に休み店が多いので、朝食をスーパーで買っておこうといったのはいいが、すべてスウェーデン語だった。何も単語を見ても想像出来ない。

それで、夜のつまみようのポテトチップスっぽい何味かわからないものと牛乳とオレンジジュースを買ったつもりだった。

まず、ポテトチップスを食べたが、一瞬にしてそれ以上食べられないものだった。未だに何風味の味付けだったかわからないが、スウェーデンの方には美味しい味付けなのだろう。

オレンジジュースを飲もう。メチャメチャ濃いどころではない味。濃縮ジュースだった。水で薄めないといけないらしいが、水を買ってないのと、水道水そのままで大丈夫なのか分らず飲むこと放棄。

次の朝、牛乳とおぼしきものを開けたところ、なんだろうか、これも濃縮低脂肪乳みたいなもので料理に使うモノっぽい。

いやぁ、3つ買ったものがすべて一瞬で食べられないものだったなんて。。。「私も運が悪い。」(シャア・アズナブル風で)

次はカナダ編。中華なら間違いないだろうと中華街へ。だが、メニューがフランス語と英語で、中国語がなかった(漢字でなんとなくわかる)。

なんとか、肉と野菜が入ったものであることだけは分ったが、どういう料理か分らず頼むと、見たこともないような料理が。味もイマイチな上、どっさり、3、4人前出してくれた。中華でもやってしまったか。。。

友人の言葉が染みる

友人に話をして、「よって食事運が悪いんだよ、私は」というと、納得しつつも「食中毒とかで死なないのなら、いいんじゃない」と言われて、確かにその通りだと思った。そういう捉え方もあるのかと、心に染みた。

牡蠣や貝類にあたったこともあるが、幸いたいしたことはなかった。ふぐ食べても大丈夫だったし、船釣りにお熱だった時に、アニサキスという恐ろしい寄生虫で苦しむ人もいるが、私は大丈夫だった。

そして、この凄まじかった食事運も、社会人7年目を超える頃にはほとんど起こらなくなった。自分側に意識に変化はなかったと思うので、理由は分らないが、メニュー切れも通常頻度にたまにある程度、オーダーもIT化されてるからミスも減ったのかも知れない。

XXX運が悪くても対策で落ち着く

不具合商品引き当て運と食事運のリストアップして、おそらく平均よりは相当な確率で、希有なことも起こっているように思う。が、それを自分の傾向として捉えて、対策を施すことでそれなりに付き合っていけるものだと知ったのは大きい。そして、色々起こってもやり過ごせるようになった私で遊ぶのに神様は飽きたのであろうか、スッと食事運は解消された。

次はあなたにとりつくかも知れません。


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