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映画・ドラマで学ぶ心に響く英語表現(92)I’d be happy to go in for April, if you’d let me. 低姿勢な気配り表現

2009年から2015年にかけて米国で人気テレビドラマだった“glee”からのセリフです。

訳としては「もしみんなが良ければ、私はエイプリルの代役を喜んで務めます」です。

“April”は高校に再入学した元合唱部のスター部員の名前です。元合唱部のスター部員の素行の悪さが原因で、発表会の最中に合唱部を辞めさせられた際に、合唱部を辞めてミュージカル部に移籍した生徒が、代役を申し出るシーンのセリフです。

自分の勝手で合唱部を辞めてミュージカル部に移籍し、合唱部に迷惑をかけていて、合唱部に残っている部員たちへの気配りが必要なため、「代役をやりましょうか」とストレートに表現するのではなく、“I’d be happy”と” if you’d let me “やわらげた表現を使っています。米国でも、状況に応じてこのような低姿勢な気配り表現が必要なのですね。

英語リスニングとしては、自分の勝手で合唱部を辞めてミュージカル部に移籍した女子高生が、合唱部の部員たちに低姿勢で気配りをした発言している気持ちを汲み取りたいものです。

英語スピーキングとしては、自分が低姿勢な気配りが必要な状況のもとでは、“I’d be happy”と” if you’d let me “とやわらげた表現をしたいものです。

(英文出典:glee:シーズン1エピソード5)

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