Qrio Lock使ってた感想

画像1

これはなに?

スマートロックデバイス。玄関の錠に付けて物理的にツマミを操作する。
スマートフォン(や設定すれば音声アシスタントなど)から開け閉めできるほか、付属の磁気センサを利用したオートロックやスマートフォンの位置情報を利用した帰宅時のハンズフリー開錠も可能。

スマートロック自体はいろんなところから出ており価格帯は数千円から数万円。Qrio Lockは2.5万円と、一番高い部類になる。

なんで使ってたの?

・こないだ買ったwena3と連携できるスマートロックがQrio Lockだった

・デバイスレンタルサービスで2週間2000円ぐらいで試せた

良かったところ

まずオートロック。ゴミ出しとかで物持ったまま外に出てもちゃんと閉めてくれる。これは間違いなく良い機能。

ちょっとだけツマミが大きくなって開け閉めしやすくなった。画像の通り少し古いタイプの錠でしばらく住んで慣れたので気にしてなかったけど、やっぱりツマミが小さいというのはユーザービリティが良くない。

wena3から開けたり閉めたりできる。あ~~、スマートデバイス使ってるんじゃ~~って感じがする(全然スマートじゃない)
Qrioアプリからポチポチで簡単にwenaに合鍵発行→登録できたり、wena側も開け閉めのショートカットが簡単に設定できたりするのは公式で連携を謳っているwenaとQrioだからこそ。

設置はともかくとして、初期設定がすぐに終わったのも良かった。そんなに難しくなかったので、スマートリモコンとかの設定をやったことある人なら普通にできると思う。今回は上だけ試してたけど、2つを連携させて上下の鍵両方操作するというのも簡単にできるようだ。

良くなかったところ

スマートフォンがロック状態だとハンズフリー開錠が反応しない。帰り道で歩きスマホしていれば問題ないけど最近寒くて手ごとポケットに突っ込んでるので最初の数日は戸惑った。一応公式に省電力系の設定をOFFってくれというナレッジは出ていたが、後述の理由から未設定のまま。

ハンズフリー開錠が早すぎる。これは自宅の立地によると思うが、僕の家はアパートの一室でアパートの入口が駅の反対側にあるので、位置情報的には玄関付近を一度通り過ぎてからアパートの入口を通って戻ってくる動線になる。最初に近づいた時に開錠されるので、急かされるようで少し気分は良くない。位置情報を少し調整すればなんとかなったのかもしれないが、今回はチューニングはしていない。

オートロックに少し時間がかかる。扉閉めてからゆっくり3秒数えたぐらいで閉まる感じ。ゴミ捨てぐらいなら良いが、ちゃんと閉まったか分からないまま外出するには僕の心は小さすぎた。今回は試用ということで下側を普通に鍵で閉めていたので待ち時間は気にならなかったが、上下を両方Qrio Lockにすると動作まで待つ時間がストレスになりそうだった。

これは完全にアパートが古いのが原因でQrio Lockのせいではないのだが、錠のツマミが小さすぎて操作できるギリギリのレベルだった(実は厚紙で嵩増しして補正している。セロハンテープ貼ってるのはそのため)
Qrioに連絡すると個別に補助具を作ってくれたりするそうなので、本導入の際にはあまり気にしなくてもよいのかもしれない。

総評

「新しいデバイスを触った」という実感はあり大変楽しくはあったが、本導入にあたっては2.5万円×2とそこそこの出費ということもあり、もう少し検討しようかなという感じ。

オートロックもハンズフリー開錠も基本的には便利な機能だし、良い機能だからこそ微妙なところが目に付いたのかなと感じた。また、今回の試用期間では発生していないがAWSの障害でスマートロックに締め出されたという話も聞いており、なんらかの対策は講じておく必要がある点には注意したい。

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