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奥能登のこと(三)=能登半島地震被災者支援=

先月ご支援いただいたnoteの売上を全て村上ゆりさんに送金させていただきました。
お心遣い賜りまして誠にありがとうございます。

現状について
4月30日現在、ゆりさんの家は未だ住むことができません。
50名ほど生活していた集落は20名ほどになりました。

職人さんが建てた古民家はしっかりとしていて、崩れることはありませんでした。
しかし、地盤が傾いたことや土砂の恐れもあり自宅での生活は危険だと判断されたそうです。また、地面の影響で建物全体が傾斜しているので崩れるのも時間の問題と判断されています。

そこで山の中腹の空き家を借りて生活を始められました。
このあたりは地盤が良く、丈夫に建てられた家ということもあり、手直しをすればなんとかなるのではないかとのことです。

4月も終わりますが、水道の復旧はありません。
村上家が生活する集落は山水があるので何とかなっていますが、街の方々は給水車まで水を取りに行かれている様です。

小さな海辺の小学校は授業が再開されて、小学校・中学校合わせて5人の子どもたちが残りました。


必要な支援
当初は初動が早く感じられたところもありましたが、過去の震災に比較すると注目度は低く、未だ手つかずな場所が多いそうです。
公的な経済支援は1人5万円。
建物の診断によって、全壊認定で100万円。以上です。
物価も高くなっている昨今です。移動手段の車を失った方も多くいます。

直接的な現金支援がありがたかったと。
物資支援は賞味期限ギリギリだったり、明らかに不用品だろうなというものもあるそうです。今はスーパーが動き出しているので、物を増やすより個々のニーズで珠洲の中での経済を回したい、という気持ちがある様です。

何か見放されているような気持ちの中で、ボランティアさんが作業しに来てくれるのがありがたいそうです。
金沢などを拠点にして車で通ってくださる方もいらっしゃるけれど、
珠洲でも宿泊はできます。
・宿泊施設
・民家
・キャンプ場 など、仮設住宅もボランティアに開放されている様です。
宿泊費用がかかる場合もありますが、お問合せいただければご案内できると思います。
ゆりさんもボランティアに来て下さる方に自宅開放をしたいと準備をしているそうです。

残された住民の方たちの気持ちは『珠洲らしく復興していきたい』ということでほぼ一致されているそうです。
珠洲を出ることを余儀なくされた方もいつか珠洲に帰りたいという思いを持って2次避難生活をされていると伺いました。

進捗状況としてあまり進んでいないこともわかり、noteの方の売上支援も引き続き行いたいと思います。
直接的な支援として現地コミュニティのニーズに沿って使っていただけたらと思います。何より、気に掛けている人たちもいるというメッセージは支えになると思います。


note支援について
奥能登珠洲で生活する村上家の集落は山の中の過疎地にあります。
震災後5日間閉ざされた支援の行き届きにくい山の中です。
現在、峠道は通りましたが再建支援の優先順位は極めて低いと思われます。
様々イベント運営や農泊申請をしている一家には畑や家畜の世話があります。
今もそこで暮らす元気なご高齢の方々。
ニーズに応じたフレキシブルな支援のひとつとして考えております。


1.村上ゆり氏とコンタクトを取り様子を伺い記事にします。
  *復興に集中して生活していただくため簡単な報告になると思います。
2.記事購入費を手数料(1.事務手数料(決済手数料) 2.プラット
フォーム利用料 3.振込手数料がnote様より差し引かれます)を除き
彼女の個人口座へ振り込みます。
  *支援口座への手数料は当方が負担いたします。
  手の届きにくい場所で自らの再建と地域支援活動をしている彼女に
  使途を一任いたします。
  現在は必要に応じて使える現金がよいとのことですが、状況により、
  必要物資を購入して送る資金とします。
3.支援記事の売上費用は預り金とし、管理のみで当方の収入としません。
4.物資支援など、現地へ出向く必要がでてきた際は実費分を経費として
  充当させていただく場合があります。(飲食費は含みません)
5.その他変更事項がでてきた場合は都度お知らせいたします。
6.現地生活が見込めるようになりましたら終了致します。
7.ご購入くださった方へ
  心ばかりですが、当店(あいねのいえ)でのお買い物5%引き
  クーポンを発行させていただきます。
  *通常は商品の割引やセールは行っておりません。

筆者にとって初めての試みのため、アドバイスなど賜れますと幸いに存じます。

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お力添えいただけますと幸いです。