霜降(ヒノキと煙) 移ろいゆく水と花
一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。
今回は第九十三回目の『霜降』、emmyからのお手紙です。
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Mayuさん、こんばんは。
季節の変わり目、いかがお過ごしでしょうか?
ようやく袖のある服が着れるようになったかと思いきや、一気に季節が進みましたね。
前回のお手紙ではドラマチックな秋の花がとても美しかったです。もう花々は冬に向けた準備をしているのですね。器も素敵です。
今回の暦は『霜降』。
そうこう、と読むのだそうです。
ひと雨ごとに木の葉が色づいていく時期とのことですが、
今日もちらちらと雨が降りましたね。
気温もぐっと下がり秋が深まってきたような気がします。
秋の山をイメージして、
スモーキーで木々を感じられるドリンクを作りました。
松の葉で燻された紅茶のラプサンスーチョンに
ヒノキの葉、レモン酢、黒豆を加えます。
癖のある茶葉の燻製の香りに
ほのかな酸味とこっくりとした味わい。
檜の葉は加熱や蒸留で香りの出方が違ってくるのが面白いです。
そろそろ山も街の木々も紅葉が始まってくるのでしょうか。
身体に疲れが溜まる時期です。
どうかご自愛くださいね。
それではまた!
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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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MayuArai