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名古屋シティマラソンを終えて

こんにちは。
北濱涼です。

先週は名古屋シティマラソンに
参加させていただきました。

その振り返りを以下に分けて
まとめてみたいと思います。


①開催されるにあたり
②大会前日の心境
③レース本番
④レースを終えて
⑤これからについて


①開催されるにあたり

昨年は現在も続くコロナ禍の影響により
多くのロードレースが中止に追い込まれました。昨年の秋頃からは公園内の周回コースを走る小規模レースには何度か参加させていただきましたが、今回のような公道を走る大会は昨年2月の京都マラソン以来およそ1年ぶりとなりました。

正直な事を言うと、昨年の11月末に
大会エントリーが始まった時は、本当に開催されるのか疑問に思っていました。数百人規模の小規模レースでさえ中止が相次ぐ中、いきなり公道で走る数万人規模の大会ができるのか、中止になってしまうのではないか。そのような不安を完全に拭うことできませんでした。今振り返ると直前まで不安はあったのかなと思います。けど、いま自分が何をやりたいか改めて考えてみた時、やはりマラソン大会を走りたい気持ちと、走ることで自分の可能性を見てみたいという思いが強く、参加を決意しました。

練習に関しては他の方々と比べても
特別なことはしていないと思います。
今回名古屋を走れることは、いまの私にとっては格別な思いがありましたが、感情的にならず今まで通りの練習をすることが本番良いパフォーマンスを発揮できると考え、質・量ともに大きく変えることはしていません。(私が練習で大切にしていることは別の記事にまとめてみたいと思います。)


②大会前日の心境

名古屋にはランナー受付のため
前日に現地入りしました。
バンテリンドームナゴヤの隣にある
体育施設でランナー受付があり、
そのすぐ横がスタート地点と集合場所に
なります。ランナー受付を済ませてから
ウォーミングアップ場所の下見などで
周囲を見てまわりましたが、大会に向けて
前日も準備して下さっている方々や
準備が完了した場所を見ると改めてマラソン大会に戻れたことを実感しました。事前に大会側より資料は送付されていますが、現地を訪れることで明日ここを走れるという実感と興奮が湧き上がりました。


③レース本番

3/14名古屋シティマラソンの本番を
迎えました。集合場所からスタートラインまで少しずつ移動していくのですが、スタートラインに立った時の、ようやくここに戻れたという喜びと、こんな場所から走れるのかという興奮は今でも忘れられません。結果がどうであれ
悔いなく走りたいという思いを持って
10:15にスタートしました。

レースプランは、後半勝負を意識していました。名古屋に住んでいる友人から、当日風が強くなるという情報をもらっていたこともありますが、後半もしっかり走れるという自信を持っていたからです。最初の1kmを3'16"で走ったことは想定内でしたが、前半の10kmを33'20"で走ったことは想定外でした。しかしそこで慌てず、このまま挑戦してみようと思い攻めることにしました。自分ならこのペースで走りきれるという自信があり、それほどまでにメンタル的にもこのレースに向けてきちんと仕上げることが出来たのかもしれません。日頃の練習から自分がきちんと出来たことを探すことは大事にしているので、その成果が出たと思います。

しかし後半は強烈な向かい風に苦しみました。(笑)10km手前から並走していた方が大きく飛び出し、付いていかない選択をした結果、風よけがなく思いっきり風を受ける格好になりました。ペースは落としてしまいましたが、前から落ちてくる方もいたので、少しずつでも詰めていこうと考え冷静に走れたと思います。気持ちだけは決して切らさずにしっかり走れたと思います。残り1kmは71分台に乗せれるかどうかの瀬戸際でしたが、焦らずきちんと切り替えてスパートができたので、何とかまとめることが出来たかなと思っています。


④レースを終えて

名古屋シティマラソン
1:11:48  PB 🥇

1年半ぶりにハーフマラソンで
自己ベストを更新することができました。

走ること自体が奪われた訳ではないので、走ることは続けることはできました。ただしどこを目指せば良いか分からないこと、いま自分が取り組んでいることが方向性として正しいか分からないことから不安は少なからずありました。しかし今回自己ベストを更新したことで自分がやってきたことが間違ってなかったという確信をもつことができましたし、これまでの取り組みは、自分の財産として残せると思います。

そして今大会の開催に向けて長い月日をかけて準備して下さった運営スタッフ・ボランティアの皆さんには本当に感謝しかありません。
私が所属するクラブチームも明日チーム内での駅伝大会を予定していました。悪天候が予想されることにより中止になりましたが、その大会にも同じチームに所属する私の父を含めチームの幹事の方々がかなり前から準備をしてくれていましたが、その大変さは私の想像以上だと思います。今回はコロナ禍で初めて1万人規模で行われる大会ということで、運営に携わる方々はいつも以上に安全・安心に気をつけて準備して下さっていたと思います。もちろんまだまだ油断できませんが、クラスターが発生していないのもこうした運営努力が実を結んでいるのかもしれません。素晴らしい場所を
提供していただき本当に嬉しく思います。


⑤これからについて

今回名古屋を走らせていただき、今後に向けて大きな1歩を踏み出すことができたのではないかと思います。自分にとってプラスにして良い部分もあれば、レースを走ることで見えた改善すべき点が見えました。良い部分は自分の武器としてより磨きをかけていき、改善点は今後プラスになり得る点として前向きに捉え、1つ1つ強化・克服していきたいと思います。
次回は5/9に仙台国際ハーフマラソンに参加させていただく予定です。しかしこの記事を書いている時に東北で大きな地震が発生してしまいました。もちろん走らせていただきたい気持ちはありますが、何よりも東北の皆さんの安全を願うばかりです。復旧までに時間はかかるかもしれませんが、もし5/9私が仙台で走らせていただけるならば、仙台の皆さんが用意して下さる場所で良いパフォーマンスができるように、私はいつも通りきちんと準備を行うつもりです。練習に関しては方向性は大きく帰る予定はありませんが、足りない所を補うことにも重点を置かなくてはならないので、その辺りバランスを取り地道に頑張りたいと思います。今のところ1人で練習することが多いので、もし良ければ一緒に走ってください!
よろしくお願いします。

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