今日の偏食フルコース「心の詰まりをなくすようにただただ書き下す」

新年度が始まった。

いろんな人の嬉しい発表を見ながらおめでとうって気持ちと悔しい思いと今に見てろよってメラメラをしこたまためて夜を迎えた。その心のまま日記に向かったらネガティブモード発動しそうになったので最近観たものを書き記して一回深呼吸しようと思う。

3/29
映画|タクシードライバー
映画|狼たちの午後

4/2
映画|シモール

感想は後ほど。やっぱり私のことは映画が救ってくれると思ったのでこれから毎日1本は観る。

2月3月と通常の仕事に加えて1ヶ月に1本ずつシナリオを書いたりなんかしちゃって完全に俳優モードが切れていた。短編動画制作も止まっている。このまま負け犬で終わるの嫌だから色々作って応募するだけじゃなくて世に出すっていうのを4月からはね、本腰入れてね、やるからね。絶対。マジで。

昨日美容室で髪を3ヶ月ぶり?4ヶ月ぶりに切った。最低でも2ヶ月スパンで行かないと見た目変わっちゃうのでそういうところから引き締め直さないとだな。髪を切ってくれた親戚のにいちゃんにやりたいこといっぱいだねって言われて、ああ私ずっといろんなことやってるのかとふと気づくなどした。

次書く長編は3ヶ月かけてみっちり書く。テーマは決まった。できる限り取材して、しっかり書き上げます。直前1週間で慌てて書くことのないように、日々の仕事も溜めずにこなしながら。今のところ長編はコンクール応募用にしか書いてないけど、何かしら引っ掛かったら上演したいなって思ってる。(高すぎるハードル)

やっと日銭を稼ぐ仕事の回し方を会得した気がする。(2年かかった)1週間・1ヶ月のルーティーンのリズムが見えてきた。この通りやればめちゃくちゃスキマ時間生み出せるし、ちゃんと知ってもらう努力の方にも手が回ると思う。てか回す。

劇団の次の公演まであと8ヶ月。その公演できっちり集客できる俳優になるために、知ってもらう活動を始めると言い始めてたぶん4ヶ月経った。1年の猶予があったのにその猶予の1/3を無下にしてしまった。いい加減やらないとマジでクソ人間なので始める。追い詰められてからしか始めないんだから本当にいつもバカだよね。まだ間に合う。やるぞ。

(1人で100人は呼べるようになりたいと、ここに書いておく)

そんなこんなで目標とか書いてきたら、冒頭の妬み僻みの気持ちなんてどうでも良くなった。私は私の道で歩くしかない。昔から大人に好かれないいけ好かない野郎だったので、優秀な成績でエリートコースをまっすぐ歩くのは無理だ。ある日突然ガツンと結果で殴るしかできねえんだ。だから誰にも見られてなくても牙は研ぎ続けるし、その時が来たら絶対に思いっきり食いついてやる。

27歳から40年間成功するんだろ?
占いで言われたことを本当にするのは自分の力だよ。

なんか目が血走ってきたのでここらへんで!

2024年4月2日(火)

今日食べたモノ


なし

ハンバーグセット

なし

今日摂取したモノ

メモ的に書きます。

3/29

映画|タクシードライバー

2度目ましての映画!初見で寝たので劇場で観たら寝ないんじゃないかのリベンジマッチでした!寝ました!スコセッシ×デ・ニーロの映画絶対途中で寝てしまう。今のところ全敗。観終わった後合わなかったけどいい映画だったな…という感想になる。

35mmフィルム上映の恩恵をめちゃくちゃ受けた。ニューヨークの摩天楼が艶やかに映し出されてて、とにかく映像の色気がすごかった。

トラビスが26歳ということにびっくりした。追いついちゃったよ歳!どうしよう!とりあえず武器商人から武器買うか…そして毎日鏡の前に立とう。その時が来るまでのイメトレは欠かさない。その時ってなんだ?

何者かになりたい衝動を常日頃から抱えている人間として、この映画痛すぎてしんどい!!!って同じ歳になって気づいたよ。トラビスはベトナム帰還兵なわけだけど、戦地の非日常感・軍人として認められていた経験を知ってるとタクシードライバーなんて仕事やってらんねえよな。分かるよ。

なんでデ・ニーロはメソッド芝居でカニを入れて演じたんだろうって疑問に思ってたのだが、蟹座かあ!とアハ体験した。いかに初見時にいろんな情報を取りこぼしていたかがよく分かる。劇場で観るのとパソコンの画面で観るのとじゃマジで全然違うな。

映画|狼たちの午後

こちらは何度目ましてか覚えてないくらい観ている映画。
アルパチーノ大好きマンのくせに、やっと映画館でパチーノを観れました。やったね!デニーロよりパチーノが好きなのはきっと自分も舞台をやっている人間だからなのだと思う。と最近気づいた。

こちらもベトナム帰還兵だったなんて初めて気づきました。やっぱり映画館で観るのとパソコンの(ry…

きっと初見時から比べるとだいぶめちゃくちゃ見る目が養われたのだと思う。会社員やりながら通ってた養成所で言われた、150本近いこの映画は観とけリストちゃんと全部メモって、表にして、片っ端から観てよかったよ。あと大学時代に一緒に映画撮ったメンバーに着いてって名画座・ミニシアターという場所を知れて本当によかった。今も友人でいれてすごく嬉しい。ありがとう。

話は戻って。お粗末な銀行強盗が大衆のエンターテインメントになってしまう滑稽な飛躍がとても愚かで面白い。主人公のソニーは生活に困窮したベトナム帰還兵で、銀行強盗で、男の配偶者のいるゲイ(というか女の妻と子供もいるのでバイ?)で…と要素モリモリなのだが、彼の一面が明らかになるたびにコロコロ態度を変える民衆が本当に愚かだ。でも、劇場で観ると他の観客と一緒に笑いながら観ている自分自身もこの民衆に組み込まれたような気分になった。これは一人でパソコンの前でニヤついてる時には絶対に得られない感覚だ。これが映画館の力か…

ラストのソニーの顔が大好きだ。このアルパチーノを観るために、ここまで2時間観てるんだよな…と毎度しみじみする。

傑作で名作だからみんな観て。そして一緒に語ろう。そんな友達が欲しいと最近思う。みんな極端に観てるか、観てないかで、私とちょうどよく同じレベルで映画を観ている人間がなかなかいないんです…。自分の観る量を増やせばいいのか!

4/2

映画|シモーヌ

大好きアルパチーノ映画。今年こそ、なんだかんだまだ観てないアルパチーノ映画を制覇しようと思う。

売れない映画監督が、降板した女優の代わりにキャスティングしたのはデータ上で作られた存在。今だとAI俳優にあたるだろう。その彼女が大スターになってしまい、監督自身の人生も一変するが…といった話。

今の話として観ても面白い映画だった。ハリウッドで俳優のストライキが起こる傍らで、国内では大手メーカーが「AI女優で作った」ことを売りにした広告を垂れ流すなどしっちゃかめっちゃかな時代だよな。今って。

20年以上前の作品なので、作中にAIという概念はそもそもない。そうすると確かにこうなるのもあり得るか〜といったIFの世界を覗いているようで面白かった。

でも、この映画の最高なところは、アルパチーノの一人芝居が一生観れるってことだと思う。

このAI女優の名前はタイトルにもある「シモーヌ」というのだが、シモーヌのほとんどの会話はアルパチーノが話している。シモーヌは見た目は往年の名女優(オードリー・ヘップバーン・メリル・ストリープなどなど)のキメラで、話し方はアルパチーノの声と動きをトレースする感じ。(そりゃ大スターになるすげー俳優になっちゃうよな!!!)

だから、シモーヌとパチーノが話すシーンは1人2役でパチーノが話している。つまり、パチーノの一人芝居ってわけだ。心ゆくまで堪能したよ。最高だった…。アルパチーノゲーでした。

だめだ、熱が篭りすぎてこれ以上振り返って書くのしんどい。博士の異常な愛情とナイトオブザリビングデッドの感想はごめん!フィルマークスに書いたからそれで!!(ごく一部の友人しかアカウント知らない)


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