今日の偏食フルコース「最近観たアレコレ」

忙しい日々が続いたのち、だらだらした日を挟んで今日が来ました。お久しぶりの日記です。今日は人生の進捗と最近観た劇の感想を残しておくよ。今回は長いので目次をつけておきます。


人生の進捗

人生の進捗①
数日前、某撮影に参加してきました。エキストラですが知り合いに遭遇したり買ったはいいが着る機会があまり巡ってこないワンピースを着たりして楽しかったです。今年最初の俳優としての仕事かもしれない。

人生の進捗②
先週からTikTokをひっそりはじめてみたのですが、なんとびっくり規約に引っかかって動画が拡散されないという痛恨のミス!いつもの作品作りにならってタバコをテーマにした短い芝居を投稿したのですが再生数は驚きの0。仕組み上再生数0って絶対ないらしく、これはやらかしてるぞと原因を調べたらタバコダメなんですってね…。タバコががっつり映ってるとおすすめに載らなくなるらしいです。みんな気をつけるんだよ…。ということで近々また1から始められたらいいなの気持ち。悲しいよ。

人生の進捗③
最近某オーディションの書類審査通りまして、次は映像審査で明日動画取るんのですが、どうやって芝居を組み立てようか悩んでいます。絶対受かりたいよお。がんばれ私。

人生の進捗④
公募の戯曲コンクールに出す本をせっせと書いてますが、締め切りに間に合うか微妙になってきた。がんばれがんばれ。

最近観たアレコレ

演劇|猿博打「まじめにきまじめ」

(なんと今年初観劇。おい3月だぞ…)

我らが主宰、井上瑠菜が脚本を書いた作品。本当に瑠菜さんが書いたんか?ってくらい猿博打色に染まってました。でも、要所要所で瑠菜さんの言葉だなあってのを感じて不思議な感覚。きっと瑠菜さんだったらここ違う演出になってるだろうなとか思いながら楽しく観れた。ものすごくエンターテインメントだった。終演後の挨拶も素敵だった。

SFと舞台コメディって相性いいですよね。大抵の無理な設定は舞台の力でゴリ押しできるから。ヨーロッパ企画も大好きだし。

劇研時代に瑠菜さんがエチューダーやった年の試演会を思い出してジーンとしてました。

演劇|「メディア/イアソン」

世田パブにて観てきた作品。まじでもう一度観たいくらい面白かった。

久しぶりに古典作品に触れたのと、ギリシャ悲劇ってのでかなり身構えて客席に座っていたんですけど、最初の月明かりが美しくて、それだけで世界に引き込まれてしまった。古典あるある前半眠くなる現象が起きず(隣の人はカクカクしてた)終始集中して観れた。

舞台装置と照明が面白くて、世界にズームイン・アウトしていくように光が一気に広がる仕掛けが面白かったな。登場する船とか動物とか敵とかの象徴的な描き方と見える景色がくるくる変わる感じが、絵本をパラパラめくっているみたいで面白かった。

光と影の使い方も素晴らしくて、ラスト血塗れのメディアが浮かび上がってくるところめちゃくちゃゾッとした。舞台後方にいると真っ暗にしか見えなくて影みたいな存在に見えるのだけど、そこに亡くなった子供たちが立っていたのもよかったなあ。

ラストのメディアの苦しみが全身を貫くように届いてきて、そんな作品ではないはずなのに泣いてしまった。すごくすごく苦しかった。自分がメディアと同じ女性だったからかなあ。必然に囲まれた闇落ちめちゃくちゃ好きなんだよな…。

主役の2人以外の3人は複数の役を入れ替わり立ち代わり演じているのだけど、5人で演じてるとは思えないくらい演じ分けがされていて凄かった。裏絶対バタバタだよねってくらいすぐに役が切り替わっていくから、1人あたりの役の切り替わりを追ってみるのも楽しいなって思った。

そして南沢奈央さん演じるメディアがめちゃくちゃ凄かった。後半入るあたりで、夫に捨てられたメディアのモノローグがあるのだけど、そこの引力が凄まじかった。一つ前のシーンの幸せの絶頂からの落差が大きくて、まるで一気に老けてしまったような精神的疲労と静かな怒りが響き渡っていて、そこからもう一段階グッと引き込まれた。そして、子供たちを手に掛ける前日の静かにただ歩いていくところがあるのだけど、歩く姿1つにこんなにいろんなものを込められるんですかってくらいたくさんの情報が発せられていてゾワっとした。

本当にみんな観て欲しい。観たら感想話し合いたい。

演劇|キルハトッテ「そろそろダンス。」

知り合いが出ていて、ちょっと気になったので観た。配信あるなら配信で観ようかなって思ってたんだけど、結果的に絶対配信できない作品だったので駆け込んでよかった。

正直好みではなくて、客席にいるのが結構しんどかったのだけど、観に行ってよかったなと思った。好きなものばかり観てたら世界は狭まってしまうからね。自分よりも若い方たちがこんな作品を作るんだなあと興味深く観ていた。

大塚遊馬が登場して言葉を発した瞬間、なんかすごく安心した。物語の視点の役ではないけど、この人を観てればいいんだなという安心感があった。あと普通にニヤニヤしながら見てました。やっぱり彼の芝居は好きです。

終演後、王子劇場の地下から飛び出した頬を生温い空気が撫でて、何度も聞いた「あたたかな春の日差しが〜」的なモノローグが呼び起こされ、背筋をゾッとさせがら帰路につきました。

狼たちの午後とタクシドライバーは月末に観るぜ☆
俺たちに明日はない金曜までなんだけど、締め切り前で死んでるよ…どこで行けるかな…

2024年3月19日(火)

今日食べたモノ


なし

テリヤキバーガーセット

なし

今日摂取したモノ

特になし



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